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ASUSがGTX 950のSTRIXモデルをアピール、独自技術をイベントで紹介

静音性や高品質がウリのゲーミングモデルをデモ

 ASUSによるGeForce GTX 950のイベントが、ツクモパソコン本店で開催された。

 近日発売予定の同社製のゲーミングモデル「STRIX-GTX950-DC2OC-2DD5-GAMING」の実機デモも行われ、同モデルで採用されている独自技術のアピールが行われた。

「高OC耐性、高品質、長寿命」がウリのSTRIXシリーズのGTX 950をアピール

ASUSのPeter氏
製品展示も行われた
アメリカで特許を取得した「WING-BLADE FAN」
STRIXのGTX 950はセミファンレス動作対応
基板の自動製造技術「AUTO-EXTREME Technology」
ASUSの自動製造モデルは背面に突起物がないのが特徴
高品質パーツを採用
新タイプのビデオカード用ユーティリティ
近日発売予定のSTRIX-GTX950-DC2OC-2DD5-GAMING
STRIX-GTX950-DC2OC-2DD5-GAMINGはリファンレス比で10.8%性能が高いとのこと
NVIDIAのGPUを搭載したASUS製ビデオカードのWindows 10対応状況
「STRIX DOLL」を持参したユーザーにプレゼントされたマグカップとネックストラップ

 イベントでは未発売のSTRIX-GTX950-DC2OC-2DD5-GAMINGの実機を用い、同モデルで採用されている独自技術の紹介などが行われた。

 オリジナルクーラー「DIRECTCU II」に搭載されているファン「WING-BLADE FAN」が、アメリカで特許を取得したことを紹介。「WING-BLADE FAN」は同社の他のビデオカードにも採用されているが、フィンの面積が広くし、フィン間を狭くすることで「従来のファンよりも風量/風圧性能が優れる」と改めて紹介された。

 基板は同社の自動製造技術「AUTO-EXTREME Technology」で製造されており、背面に突起物が無いのが特徴。「AUTO-EXTREME Technology」で製造されているモデルでは初めてバックプレートを備えていないモデルで、同社の自動製造の特徴を確認しやすい。

 また、「AUTO-EXTREME Technology」で製造されているモデルは製造精度が高いことや、パーツを基板に実装する際、熱を加える工程が最小限で済むことなどから、オーバークロック時に優れた安定性を発揮し、長寿命に繋がる点などがアピールされた。

 この日デモが行われたSTRIX-GTX950-DC2OC-2DD5-GAMINGはオーバークロック仕様のモデルで、動作クロックはコアが最大1,165MHz(ブースト時最大1,355MHz)、メモリが6,610MHz(GDDR5 2GB)。「リファレンスモデル比で10%ほどパフォーマンスが高い」(メーカー)という。

 なお、先週から同社の「STRIX」シリーズ購入者に「STRIXオリジナルマスコット」がプレゼントされるキャンペーン実施されており、イベント当日にこのマスコットを持参したユーザーにはマグカップとネックストラップがプレゼントされた。ASUSは今後もビデオカードの店頭イベントを予定しており、12月末までに開催されるイベントにマスコットを持参したユーザーには特典のプレゼントなどを行うとしている。

[撮影協力:ツクモパソコン本店]