メモリは全面的に続騰、8GB×2枚は1万8千円前後に上昇、16GB×2枚は平均3.5万円超へ

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  4TBが8,580円に
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  一般向けの「Optane SSD」登場
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  「Coffee Lake-S」発売
  

全面的な続騰で8GB×2枚組が1万8千円前後に上昇、16GB×2枚組は平均4万円超へ

　メモリは全面的な続騰。それも困ったことに、最もよく購入されるであろう8GB品の上昇が顕著で、平均値上がり率は9.7～11.7％に達している。25日時点の最安値は、DDR4-2666 8GB×2枚組が前回比1,680円高の税込18,480円となったのをはじめ、DDR4-2400は2,000円高の税込17,780円、DDR4-2133は1,500円高の税込17,480円など。メモリには少なくとも18,000～20,000円を見ておこう。

　一方、4GB品は今のところ値上がりの動きが鈍く、DDR4-2666 4GB×2枚組の最安値が税込9,770円で前回と変わらないほか、2400は500円高の9,480円、2133は200円高の税込8,980円となっている。平均1.4～7.2％上がってはいるが、概ね9,000～10,000円前後で手に入るので、メモリ代を節約して予算をほかのパーツへ回す手もなくはない。

DDR4-2133対応メモリの価格

DDR4-4600対応の高速メモリCorsair CMK16GX4M2F4600C19(8GB×2)

　16GB×2枚組はとうとう30,000円以下が消滅。DDR4-2400については最安値が774円高の税込33,800円で、平均の上げ幅も1,567円(4.3％)に留まったが、中心価格帯は37,000～39,000円と随分高くなった。DDR4-2666は一足早く平均40,000円を超え、最安値も3,200円高の税込39,000円だ。

　ボーナスシーズンが近いので、ついでに16GB×4枚組(合計64GB)のお値段を紹介すると、DDR4-2400の最安値は税込69,800円で、中心は80,000円前後。DDR4-2666は在庫を持つショップが少なく、税込89,800円から100,000円超となっている。

　高騰と並行するわけでもなかろうが高速化も進み、11月上旬にはDDR4-4600のOCメモリが発売。Corsair製の8GB×2枚組で、価格は税込71,420円だ。通常、筆者が価格推移を追っているのはDDR4-3200までで、その16GB×2枚組は今回調査で前回比18,220円高の税込51,200円に上がったが、DDR4-4600はさらに20,000円以上高い。PC上級者も大変だ。