Steam特価情報

「S.T.A.L.K.E.R.」が70%OFF、「Arma 3」の50%OFFに「H1Z1」の40%OFFと人気FPSが大幅割引【今週のSteam特価情報】

Steamの特価ゲームをガンガン買い隊【第03回】 text by 佐藤 カフジ

毎週末更新、Steam特価情報!

 Steamの特価ゲームを毎週購入、コストパフォーマンス極振りのオトクなゲームライフを紹介していく「Steamの特価ゲームをガンガン買い隊」。今週末も半額以下の大特価ゲームを中心に、ゲームライブラリをガンガン充実させていこう。

 特価となった気になるゲームを片っ端から購入&ダウンロード。高コストパフォーマンスな大容量HDDを最大限活用し、多数のゲームを遊びまくれるSteamライブラリ環境を充実させていこう。

 先週ご紹介した注目の新作「PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS(PUBG)」の人気ぶりに対抗してか、今週末は同系統のバトルロワイヤル・サバイバル系作品が半額セールをスタート。また、レースシムやホラーアドベンチャーゲーム、サンドボックス、パズルアクションといった幅広いジャンルに渡る傑作タイトルがセールラインナップに名を連ねている。今回もゲームコレクションが大幅に充実しそうだ!

 今回取り上げた特価品は25日(火)までのセールのものが多いので、早めにチェックしてもらえれば幸いだ。

70%OFFの594円「S.T.A.L.K.E.R.: Call of Pripyat」

S.T.A.L.K.E.R.: Call of Pripyat(Steamへのリンク)

 荒廃したチェルノブイリ原発周辺を舞台とするFPSスタイルの3Dアドベンチャーゲーム「S.T.A.L.K.E.R」シリーズがまとめてセール中だ。その中でも最新作にあたるのが本作で、旧作に比べてシステム的にも遊びやすいので、未体験の方にはおすすめしやすい。

 リアルに再現されたプリピャチ市内を中心に、様々な思惑を抱いた各種勢力を味方にし、あるいは敵に回しつつ、危険なミュータント発生の原因を解き明かしていく。武器カスタマイズのシステムがとてもよくできていて、自分なりの戦闘スタイルを様々に構築できるのがゲーム的に面白い点。放射能汚染との戦いもあり、全編通して独特の緊張感が楽しめる作品だ。

推奨環境
プロセッサー: 2.2 GHz Intel Pentium 4/ 2.2. GHz AMD Athlon XP 2200+
メモリー: 768 MB RAM
グラフィック: nVidia GeForce 5900 128MB / AMD Radeon 9600 XT 128MB
ストレージ: 6GB

50%OFFの2,249円「Arma 3」

 「ARMA 3」はリアルな現代戦を体験できる戦場シム系のFPSとして最高峰の作品だが、実際に本作の人気を支えているのは、前作「ARMA 2」の人気MODであったソンビサバイバル&バトルロワイヤル「DayZ」のクローンMODたちだ。主要なものを挙げるだけでも「Exile」、「Breaking point」、「Epoch Mod」、「2017 Mod」、「ViruZ」といった大型MODがあり、開発中のものを含めれば数え切れないほどのサバイバル系MODが存在する。

 短期決戦型の「PUBG」とは違い、長期的・恒常的にプレイし続けられるシステムを採用したMODが多いので、荒廃した世界でのよりリアルなサバイバル感を楽しみたい方にはとてもおすすめだ。

推奨環境
プロセッサー: Intel Core i5-4460またはAMD FX 4300またはそれ以上
メモリー: 6GB RAM
グラフィック: NVIDIA GeForce GTX 660 / AMD Radeon HD 7800 Series 2 GB VRAMまたはそれ以上
ストレージ: 25GB

40%OFFの1,188円「H1Z1: King of the Kill」

H1Z1: King of the Kill(Steamへのリンク)

 こちらも「PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS」と同系統のゲーム、というよりは、クローン元となったゲームだ。

 「H1Z1」はもともと「DayZ」的なゾンビサバイバルシムとしてスタートしたゲームだったが、おまけ的についていたバトルロワイヤルモードにプレーヤーが集中する事態となり、結局、そのモードだけが独立して本作「H1Z1: King of the Kill」となった。その開発に関わったスタッフが別会社で「PUBG」の開発を行なっている、という経緯だ。

 比べてみると本作のほうが開発期間が長いだけあって武器・コスチューム等のアイテムが充実しており、変化たっぷりに楽しめる。チーターの問題がよく指摘されるのは痛い点ではあるが、価格もそんなに高くないので「PUBG」のオリジナルはどんなゲームだろう?と試してみるのもいいだろう。

推奨環境
プロセッサー: Intel i5 Quad Core or higher / AMD Phenom II X6 or higher
メモリー: 8GB RAM
グラフィック: nVidia GeForce GTX 560 series or higher / AMD HD 6870 or higher
ストレージ: 20GB

50%OFFの1,490円「Assetto Corsa」

Assetto Corsa(Steamへのリンク)

 こちらはイタリア発のレースシミュレーターの決定版ともいえる作品。

 ゲーム的な演出は乏しいが車両挙動は非常にレベルが高く、リアリティと迫力あふれるレース体験を楽しむことができる。イタリアのデベロッパーによる作品だけあってフェラーリ系の車両再現が非常に素晴らしい(挙動も素晴らしいが、エンジンサウンドも最高!)だけでなく、NISSAN GT-Rをはじめとする日本のスポーツカーも緻密に再現され、幅広く収録されている。

 最近のアップデートでVRヘッドセット「HTC Vive」に正式対応し、VRプレイも完璧にこなせる。レース系タイトルが好きな方はぜひ試してみよう。

推奨環境
プロセッサー: AMD Six-Core CPU, Intel Quad-Core CPU
メモリー: 6GB RAM
グラフィック: DirectX 11 (e.g. AMD Radeon 290x, Nvidia GeForce GTX 970)
ストレージ: 30GB

25%OFFの 1,110円「Portal Knights」

Portal Knights(Steamへのリンク)

 近頃PlayStation 4にも移植された人気のサンドボックス・アドベンチャーゲーム。

 ポータルを通じてつながりあった小さな世界を行き来しつつ、素材やレシピを集め、装備を強化し、雑魚敵やボスを撃破しながら最終ステージクリアを目指すアクションRPG仕立てのゲームだ。

 ステージをクリアするためには、非活性状態にあるポータルを駆動するための特別なアイテムを集める必要がある。そのために敵をなぎ倒すもよし、地面に穴を開け、坑道を掘ってこっそりと探索するもよし。クラフト系ゲームの創意工夫感と、アクションRPG的なスリルがうまく融合した作品だ。コンテンツ量はそこまで多くなく、総プレイ時間は他のサンドボックス系ゲームに比べて短めにおさまるものの、セールならお買い得なこと間違い無し。

推奨環境
プロセッサー: AMD FX 8120 3.1GHz or Intel i3 2100 3.10GHz
メモリー: 4GB RAM
グラフィック: Graphics: NVIDIA GeForce GTX 750ti, ATI Radeon HD 7850
ストレージ: 2GB

70%OFFの444円「Braid」

 本作は2009年にリリースされ、「Minecraft」等と並んでインディーゲーム全盛時代への火付け役となったと評価されることもあるパズルアクションゲームの傑作だ。

 シンプルな横スクロールアクション的な画面構成のゲームだが、ポイントとなるのは“時間を巻き戻す”仕組み。時間を逆行させれば、敵は逆方向に進み、落下した岩は空に舞い上がっていく。この仕組みを駆使して、様々な物理オブジェクトやギミックで構成されたステージを解いていくという構成だ。頭の体操以上に手強くなっていくパズルと、雰囲気のいい演出、心に残るストーリーラインで、一度プレイすれば必ず強烈な印象を得ずにはいられない1本だ。

推奨環境
プロセッサー: 1.4GHz or faster
メモリー: 768MB RAM
グラフィック: Pixel Shader 2.0
ストレージ: 200MB

●Steamの特価情報一覧
http://store.steampowered.com/search/?specials=1

今週は計6本購入、HDD使用量は現在約109GB

 今回は上述で紹介した6本のタイトルをすべてあわせて、およそ79GBをインストールした。ダウンロードに要した時間はおよそ2時間。とりあえず瞬間でダウンロードが完了した「BRAID」を遊んでいるうちに完了した感じだ。

S.T.A.L.K.E.R.: Call of Pripyat(容量約5,229MB)
ARMA 3(容量約20,027MB)
H1Z1: King of the Kill(容量約13,277MB)
Assetto Corsa(容量約35,832MB)
Portal Knights(容量約4,124MB)
BRAID(容量約134MB)

 ここまでの総使用量は連載3回目にして100GBを越え、約109GBに到達した。120GBクラスのSSDでOSも込みとなると空き容量が足りなくなる総容量だが、使用しているのは4TB HDD。この調子でゲームを増やしていっても1年以上は余裕で保ちそうだ。果たして最終的に何本のゲームを購入することになるのだろうか。セール狙いのゲームライブラリ拡充作戦はまだまだ続く!

 なお、ゲームのインストールに使用しているストレージには、同容量帯で現在最高クラスのコストパフォーマンスとなるSeagateBarraCudaの4TBモデル(ST4000DM005)。同モデルがゲーム向けストレージとしてどれだけ適しているかについてはレビューでお届けしているので、そちらもぜひ参照して頂きたい。

・PCゲームは意外とHDDでも速かった?「ゲームとHDD」最新事情をまとめてみた
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/docs/sp/1050266.html

現在のHDD使用量は約109GB
前回までの容量
使用しているHDDはSeagate BarraCudaの4TBモデル「ST4000DM005」

今週注目の新作ゲームは「Bayonetta」

 プラチナゲームズの傑作キャラクターアクションゲームがPC版として登場。アダルティでセクシーな魔女ベヨネッタを操り、「デビルメイクライ」ライクなスタイリッシュコンボアクションを繰り出しつつ天国・地獄ないまぜのケレン味あふれるステージを駆け抜けていく。

 移植にあたってグラフィックスがさらに改良され、PCならではの高解像度環境にも対応しているため、コンシューマー版よりも高いクオリティで楽しめるのが嬉しい。この調子で「Bayonetta 2」のPC版リリースも期待したいところだ。

PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS
価格: 税込2,190円
リリース日: 2017年4月11日
推奨環境
OS: Windows 7 / 8 (8.1)/ 10
プロセッサー: Core i5 4460
メモリー: 8GB RAM
グラフィック: Radeon HD7870 / Geforce GTX 760 or more (VRAM 2GB or more)
DirectX: Version 9.0c
ストレージ: 20 GB 利用可能