幕張メッセで開催されたPCイベント「WORLD PC EXPO 99」

JR京葉線海浜幕張駅に登場したAthlon広告（1999年9月WORLD PC EXPO 99）

　このコーナーでは、編集部が過去に撮影した懐かしい写真を掲載していきます。

　今回紹介するのは、1999年9月に千葉の幕張メッセで開催された「WORLD PC EXPO 99」。当時としては大規模な展示会で、国内外の多くのメーカーが最新の製品を展示していました。当時のPC Watch、INTERNET Watchに掲載された記事も合わせてお楽しみください。（店名・商品名・価格は当時のもの。すでに閉店しているショップもあります）。

会場の様子

次世代メモリRDRAM

当時Intelが力を入れていた次世代メモリ「RDRAM」。BUFFALO（メルコ）ではメモリモジュールの展示が行われています。なお、この時点では対応チップセットは未発表でした。

「8xx」チップセット搭載のサンプル品マザー展示（1999年9月）

「WORLD PC EXPO 99」閉幕後、PCパーツショップ「フェイス」で展示されていたRDRAM対応マザーボードのサンプル品。メーカーはRIOWORKSで、未発表のIntel製チップセットを搭載していました。RDRAM用のRIMMスロットでSDRAMを使用するための変換カードが付属しています。

VIAチップセット

チップセットメーカー「VIA」のブースでは、FSB133MHzに対応したIntel CPU用や、AMD Athlon用のチップセットを紹介。また、IntelのRDRAMに対抗しPC133 SDRAMやVC（バーチャルチャネル）SDRAMの普及にも力を入れていました。

VIAのチップセットを搭載したマザーボード

プレクスター

光学ドライブメーカーの老舗「プレクスター（シナノケンシ）」では自社の歴代モデルを展示。このときの最新モデルはCD-R8倍速、CD-RW4倍速、CD読み出し32倍速のATAPIモデルでした。

ジオメトリエンジン搭載のvoodoo2カード

株式会社リアルビジョンが展示していたジオメトリエンジン搭載のVoodoo2カード。業務用のVR開発向け製品です。

引出型パソコン

藤井産業株式会社が展示していた引出型パソコン。