取材中に見つけた○○なもの
ロッキーを聴きながら、アパホテル秋葉原駅電気街口にチェックインしてきた(2回)
text by 林 佑樹
2017年9月12日 07:05
2017年8月28日にオープンしたアパホテル秋葉原駅電気街口。元T-ZONE、元ドスパラパーツ館の場所にあるため、平素より秋葉原で自作PCパーツを購入する人にとっては、お馴染みの場所だ。
スペックは11階建てで客室117室、対応カードはJCB/VISA/マスター/AMEX/UC/ダイナース/セゾンとなっており、出張時の宿泊先だけでなく、大型イベントや深夜販売などでも活用できそうな立地にある。またPCショップが近隣に揃っており、さらに雁川が真横、サンボまで徒歩数分であるのもポイントだ。
今回はさっそく宿泊してみたので、そのレポートになる。当初、泊まる予定はなかったのだが、某編集部で某スリッパをテスト中、まったく起動しなく、起動時点で終電を逃していたので、ついカッとなって宿泊を決めた次第だ。もちろん、ロッキーのテーマを聴きながらチェックをした。なお後日、もう1度宿泊するイベントがあったが、このときは都合のいい立地という理由から採用した。
システムは、いつものアパホテルである。チェックインをして、精算機で処理をしてエレベーターでお部屋に向かう。エレベーターは1基で、客室数からすると混雑する時間帯は、ある程度の余裕を見ておく必要があるだろう。またエレベーターの出入り口は下記の通り、比較的幅に余裕があるも、フルタワーATXケース(段ボール収納時)を横向きにキャリーに搭載した場合は、ギリギリと思われるので、PCパーツ一式を速攻で組むぜーというときは、ちょっと意識しておきたい。
部屋はダブルだった。内訳は、シングル27室、ダブル89室、ツイン1室となっているので、だいたいの場合でダブルになるといったところ。面積については、シングルとダブルは11㎡のようなので、だいたいはこの広さの部屋に案内されるという認識でいいだろう。真っ先にチェックしたのは、電源数だ。最近はUSB充電対応機器が増えてきたが、出張時となると、なにかと充電するものが多い人もいるハズ。電源はベッドサイド×2、デスク×2、デスクサイド×1、浴室×1、総計6つと豊富で、分散しているため、電源をフル活用しやすいのもポイントだ。またベッドサイドのコントロールパネルにはUSBポート×1もあり、これは充電用だ。USB電流計がなかったので、詳細は不明だが、AXON 7の充電時のステータスを見るにQuick Chargeには非対応。入力最大1Aと思われる。
デスクのサイズは、そこそこの広さで13.3インチのノートPCを設置しても奥行に余裕はあるタイプだった。ノートPCとタブレットで作業をする場合も広さがあるほか、資料を並べてチェックといった場合にも都合がよく、立地からすると使い勝手がよいといえる。
PCの組み立てを考えると、ミドルタワーケースが上限になるだろうか。少なくとも、効率良く背面配線をするのは厳しい。ただ下記する冷蔵庫収納ケース兼物置を上手く活用すれば、作業性を確保しやそうであったため、一式購入してからチェックインではなく、チェックインして、作業スペースを確認してから一式購入がいいだろう。
さて。出張時となると部屋にあるテレビをサブディスプレイにする人もいるハズ。アパホテル秋葉原駅電気街口には全室に東芝製50インチ50HL210X。左側面にインターフェイスがあるのだが、HDMI入力端子にはシステム用の入力が接続されており、またアクセスしにくいため、サブディスプレイ運用は現実的ではない。分岐ケーブル+HDMI入力端子延長ケーブルがデフォルトであると、なにかとビジネスマン及び、さっさとPCを組みたい人からの受けがよくなりそうである。
といったように、居住環境はいつものアパホテルである。部屋の出入りがしやすいため、大荷物での出張、深夜販売、コミケなどで利用を考えている人は宿泊先の候補に入れていいだろう。上記しているが、立地がよく、ショップへのアクセスがしやすく、必要なものを購入するのもやりやすい。また深夜であれば、俺たちのアキヨドで受け取りも可能と、真夜中に足りないものが判明した場合も安心。東京観光で秋葉原を重点的に回りたいひとは、アパホテル秋葉原駅電気街口をチェックしてほしい。
[制作協力:アパホテル秋葉原駅電気街口]