取材中に見つけた○○なもの

~ワンピースが立体絵画で登場、銀河鉄道999や京騒戯画まで……~

広がる「カシオアート」ワールド?

立体絵画「カシオアート」で製作されたワンピースの作品。

 アニメ「ワンピース」が立体絵画になって登場、オノデンのカシオ専門コーナー「DIGITAL SQUARE」で展示販売が行われています。

 展示販売されている立体絵画は、カシオアートが展開する3次元デジタル技術「TD(Thermal Distend)印刷」にて製作されたもの。TD印刷は絵や写真に微細な凹凸を持たせる事で立体的に見せる印刷方法で、これによりワンピースのパンクハザード編のイラストが立体絵画になっています。

ルフィの格好や背景の違いで2種類が展示販売中(各19,950円)。
TD(Thermal Distend)印刷で製作されたもので、微細な凹凸がある。

 この他、今年9月に同コーナーをお伝えした際は、ハローキティをモデルにした作品のみ展示販売されていましたが、ワンピースの他にも複数のアニメ作品が追加されていました。

 展示販売されている作品は「銀河鉄道999」、「京騒戯画」、「宇宙海賊キャプテンハーロック」で、これら作品もワンピース同様にTD印刷で作られています。

 個人的に良いなと感じたものが銀河鉄道999とキャプテンハーロックで、セル画時代のアニメをTD印刷技術で表現することで、イラストに実際の“深み”が生まれ、味のあるものに仕上がっていました。店頭では自由に作品に触れられるので、興味がある方は足を運んでみて下さい。

 ちなみに、同店によれば「今後も秋葉原という立地に適した作品(アニメなど含めて)を増やしていきたい」そうなので、今後の展開にも要注目です。

「銀河鉄道999」の作品の展示販売も行われている。
キャプテンハーロックはアニメ版とCGアニメ版がある。
現在TVアニメが放送されている「京騒戯画」も。
前回取り上げたハローキティの作品も増えている。
この他、「外国人観光客に人気」という富士山をモチーフにした作品や、カシオの腕時計「G-SHOCK」をイメージした作品も展示販売されている。
店内の様子。
店舗外観。

[撮影協力:DIGITAL SQUARE]

(森 篤司)