取材中に見つけた○○なもの

マインクラフトが小学生の間で流行ってるらしいから、
ツクモでおすすめパソコンの話を聞いてきた

予算10万円で組むマイクラ向けパソコン

マインクラフト MOD未導入(バニラ)の状態
MODを導入した状態

 最近、小学生の間でマインクラフト(マイクラ)が流行っているらしい。

 先日もいつものようにツクモで取材をしていたら、小学生3人組がメモを取りながらマザーやビデオカードをチェックしている現場に遭遇。どうやら、マイクラ用パソコンを作るためのパーツを調査しているようだ。

 「うぉーー、これが噂に聞くマイクラ小学生か!!」「すげー、実在するんだー」と独身オヤジが一人興奮しながら、店員さんに話を聞いてみると、「たまに親子で買いに来ますよ」という回答。

 「(PCパーツを沢山扱ってるのに、初心者には全然優しくないサイトだけど)とりあえず、流行には乗っとけ」「(読者層は30代以上が中心で、小学生の読者がどれだけいるのかわかんないけど)もしかしたら、これを読んだ小学生が将来、第二の“改造バカ”になるかもしれない」という妄想が頭に駆け巡ったので、今回、ツクモeX.パソコン館で「税込10万円で組めるマイクラ用自作パソコン」の見積もりを出してもらった。

 なお、今回の見積もりは7/30時点の価格(同店のセット割り引き適用済み)となっている。PCパーツは数日で価格が変わることも珍しくないので、あくまでも参考価格として見てもらいたい。

 それでは、ツクモがオススメする4つのプランを紹介しよう。

ツクモが提案する「10万円でマイクラパソコン」のポイント

CPUは「Core i5-4460」がオススメ
ビデオカードは「GeForce GTX 960」以上が理想

 ツクモeX.パソコン館のスタッフに聞いたマイクラパソコンのポイントは、大きく分けると以下の3つ。

・影MODや高画質テクスチャを導入してプレイするなら、ビデオカードは「GeForce GTX 960以上」のモデルが必要。あと、ビデオカードに搭載されているメモリ容量も重要。

・MODを何も導入しない状態(バニラ)なら、ビデオカードは「GeForce GTX 750 Ti」で十分。

・マイクラで大事なのはビデオカードだけど、CPUのパワーもそれなりに必要。迷ったら「Core i5以上」がオススメ。

 なお、以下の構成には、キーボード、マウス、ディスプレイが含まれていない。キーボードとマウスは500円前後の安価なモデルから1万円以上する高価なモデルまで、種類は様々。他のPCパーツと異なり、毎日手に触れるアイテムなので、店頭のサンプルなどで自分にあったものを選んでみることをお勧めする。

 ディスプレイは画面サイズや見やすさなど性能は様々。安いモデルは1万円前後で購入可能だが、自宅にHDMI端子を備えた薄型テレビがあるなら、そちらで代用できる場合もある。予算を可能な限り抑えたい場合は検討してみるといいだろう。

MOD入れたいからCore i5 + GeForce GTX 960を何が何でも入れる構成本当はSSDやCPUクーラーを入れたいけど予算的に無理なので諦めよう!

【 プランA 】(7/30時点の価格,セット割り引き適用済み)

メーカー名 製品名 価格(税抜き)
CPU Intel Core i5-4460 21,000円
メモリ CFD PANRAM DDR3-1600 4GB×2枚 6,780円
HDDまたはSSD Seagate 1TB HDD(ST1000DM003) 5,980円
マザーボード ASUS H97 Pro 9,980円
ビデオカード ZOTAC GeForce GTX 960 2GB(ZT-90306-10J) 25,800円
電源ユニット HEC 550W(HEC-550TB-2WK/A) 4,780円
光学ドライブ
DVDスーパーマルチ 1,980円
PCケース In-Win G7 Black(IW-BWR143BV2) 4,980円
OS 日本マイクロソフト Windows 8.1 10,800円

小計92,080円
(税込99,446円)

 こちらは、最も安価な構成で、税込10万円を切っている。リストアップしたPCパーツやソフトは、動作に必要なものばかりなので、価格をさらに押さえるとしたら、限定セール品を狙うといったところだ。

 ポイントは、OSがWindows 8.1である点。先日、最新のWindows 10が発売されたが、8.1のほうが安価で、さらに10の発売から1年間は無料で8.1→10にアップデートできる。なお、ショップによっては8.1の在庫が少なくなっているところもあるので、PCの自作を考えている人は早めに購入したほうがいいだろう。

OSはWindows 8.1
価格を抑えるため、起動ドライブにHDDを使用

Core i5 + GeForce GTX 750 Ti + SSD240GB + CPUクーラーのバランス構成本当はバックアップ用にHDD入れたいけど予算的に無理なので諦めよう!

【 プランB 】(7/30時点の価格,セット割り引き適用済み)

メーカー名 製品名 価格(税抜き)
CPU Intel Core i5-4460 21,000円
メモリ CFD PANRAM DDR3-1600 4GB×2枚 6,780円
HDDまたはSSD SanDisk SSD 240GB(UltraII SSD) 10,980円
マザーボード ASUS H97 Pro 9,980円
ビデオカード ASUS GeForce GTX 750 Ti 2GB
(GTX750TI-PH-2GD5)
16,649円
電源ユニット HEC 550W(HEC-550TB-2WK/A) 4,780円
光学ドライブ
DVDスーパーマルチ 1,980円
PCケース In-Win G7 Black(IW-BWR143BV2) 4,980円
CPUクーラー Thermalright TRUE Spirit 120M(BW) Rev.A 3,980円
OS 日本マイクロソフト Windows 8.1 10,800円

小計91,909円
(税込99,262円)

 こちらは、マイクラ専用というよりは、ゲーム以外の作業もあまりストレス無くこなせるバランス重視のプラン。

 プランAと比べると、ビデオカードがGeForce GTX 960 2GBから下位のGeForce GTX 750 Ti 2GBに、起動ドライブがHDDからSSDに変更されている。ビデオカードの性能はやや下がるが、OSやソフトの起動時間は大幅に短縮される。マイクラでMODを導入しないなら、この構成がオススメだ。

MODを導入しないなら、ビデオカードをGeForce GTX 750 Tiに変更する手も
起動ドライブをSSDに変更すると、OSやソフトの起動時間が短縮
CPUクーラーを別途購入することで、冷却性能がアップ

10万円持って秋葉原へマイクラマシンを買いに行く途中で宝くじに当たった!予算が12万円に増えたよ!やったぜ全部乗せだ!

【 プランC 】(7/30時点の価格,セット割り引き適用済み)

メーカー名 製品名 価格(税抜き)
CPU Intel Core i5-4460 21,000円
メモリ CFD PANRAM DDR3-1600 4GB×2枚 6,780円
HDDまたはSSD SanDisk SSD 240GB(UltraII SSD) 10,980円

Seagate 1TB HDD(ST1000DM003) 5,980円
マザーボード ASUS H97 Pro 9,980円
ビデオカード ZOTAC GeForce GTX 960 2GB(ZT-90306-10J) 25,800円
電源ユニット HEC 550W(HEC-550TB-2WK/A) 4,780円
光学ドライブ
DVDスーパーマルチ 1,980円
CPUクーラー Thermalright TRUE Spirit 120M(BW) Rev.A 3,980円
PCケース In-Win G7 Black(IW-BWR143BV2) 4,980円
OS 日本マイクロソフト Windows 8.1 10,800円

小計107,040円
(税込115,603円)

 ここからは、予算にやや余裕がある人向けのプラン。プランAとBの良いところを合わせた構成で、10万円の予算に対して16,000円ほどオーバーするが、性能面で不満を感じることは少ないだろう。

 ちなみにツクモeX.パソコン館のビデオカード担当によると、「本当にマイクラしかやらないなら、ビデオカードをGeForce GTX 960 2GBからRadeon R7 370 4GBに変更する手もある」とのこと。ビデオメモリの容量が4GBあるので、MODを導入する場合に有利だ。

ビデオメモリ重視でコストを抑えるならビデオカードをRadeonにする手も
PCケースは安価なIn-Win G7 Blackを選択
マザーは定番モデルのASUS H97 Pro

高解像度テクスチャMODも影MODも色々入れたいから、もうワンランク上の構成で!…でもなるべく安くしたいよー

【 プランD 】(7/30時点の価格,セット割り引き適用済み)

メーカー名 製品名 価格(税抜き)
CPU Intel Core i5-4690 25,980円
メモリ CFD PANRAM DDR3-1600 4GB×2枚 6,780円
HDDまたはSSD SanDisk SSD 240GB(UltraII SSD) 10,980円

Seagate 1TB HDD(ST1000DM003) 5,980円
マザーボード ASUS H97 PRO GAMER 12,800円
ビデオカード ZOTAC GeForce GTX 970 4GB(ZT-90101-10P) 37,575円
電源ユニット FSP 650W(RA-650S) 7,780円
光学ドライブ
DVDスーパーマルチ 1,980円
CPUクーラー Thermalright TRUE Spirit 120M(BW) Rev.A 3,980円
PCケース In-Win G7 Black(IW-BWR143BV2) 4,980円
OS 日本マイクロソフト Windows 8.1 10,800円

小計129,615円
(税込139,984円)

 こちらはマイクラでMODを複数導入したり、他の3Dゲームを快適にプレイしたい人向けのプランで、CPUとビデオカードが強化されている。このプランで不満を感じたら、自作PCマニアの仲間入りだ。

 ポイントは電源ユニットが550W→650Wにアップしている点。上位のPCパーツを導入した場合は、消費電力が高くなり、電源周りの見直しが必要になるので、パーツ交換時は注意が必要だ。

CPUを変更することで、PC全体の性能は向上するが、予算のアップも必要
上位のPCパーツを導入する場合は、電源の見直しが必要になることも

PCの構成に悩んだらショップのスタッフに相談するのが一番

ツクモではPC一式購入者にPC自作マニュアルを配布中

 以上、4つのプランを紹介したが、初めてパソコンを組み立てるという場合、「CPU?ビデオカードって何?」「どのパーツを選んだらいいのか分からない」「組み立て方が分からない」となるはず。

 PCパーツショップは、そういった人向けに有料でPCの組み立て代行を行っているので、予算に余裕がある人は利用してみるといいだろう。一方、自分で組み立てたいという人は、ツクモの自作講座DOS/V POWER REPORTの特集記事を参考にしてもらいたい。昨年の記事だが基本的な組み立て方は変わらないので、役立つはずだ。

 「マイクラやるためにPS Vitaを買ったけど、なんか物足りなくなってきた」「MODを導入したい」「自分でパソコンを組み立ててみたい」という方達は、今回の見積もりを参考にして、自作パソコンの購入を検討してもらいたい。“マイクラ好き”はお店のスタッフの中にも結構いるので、どういった環境でプレイしたいか伝えれば相談に乗ってくれるはずだ。

(石橋 一衛)