取材中に見つけた○○なもの
~夏バテ時でも美味しく食べられる!涼を感じる冷やしつけ麺~
(2013/7/10 18:00)
夏本番といった気候の日々が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
筆者は早速夏バテ気味でこの先生きのこれるのかといった状態です(苦笑)。
そんな中、ラーメン店福の神食堂で冷やし麺の販売が開始されたと小耳にはさんだので、早速行って来ました。元気が無い時は夏らしいものを食べるに限りますよね~。
今回の限定麺は冷やしつけ麺で、昆布やカツオ、アサリなどでダシを取った塩味の冷製スープに、アオサを練りこんだ麺を合わせたもの。見た目も涼しげでなかなか良いです。価格は味玉無しが900円、味玉付きが1,000円。
スープはかなりこだわっているようで、味が薄まらないように氷はカツオ出汁を凍らせたものを使っていたり、昆布は水出しで出汁をとっていたりと手間がかかったものになっています。水出しは手間がかかりますが、上品な味になるんですよね~。味の方はやはり繊細な感じで、丁寧に作られた味がします。ちなみに、昆布のとろみがしっかり出ているので、この点はもしかしたら好みが別れるかも。
具材はチャーシュー(鶏/豚)、香草(三つ葉/大葉)、穂先メンマなど。味玉は追加トッピングです。麺は平打のもので、食感が良く、スルスルと食べられます。
食べていて感じたのが、蕎麦っぽいというか、日本食だな~という感覚。繊細な味の出汁に喉ごしの良い麺の組み合わせなので、味は日本料理店で出されても違和感がない感じです。スープに油が使われていない点や、麺の風味も和っぽさに一役かっているかもしれません。人によっては「日本人に生まれてよかった」といった感じの味かも(笑)。
しつこさがなく、夏バテ時でもペロッと食べられるので、暑い夏にピッタリの一杯です!筆者は食欲が落ち気味でちょこっと食べられれば良いかな~ぐらいの状態で行きましたが、いざ食べ始めたらものの数分で完食していました(笑)。
なお、麺にはレモンが添えられているのですが、これは味に変化を出すためのもので、半分くらい食べたところで麺にかけるのがお勧めされています。ちなみに、レモンは少しずつかけて様子を見た方が良いです。スープがかなり繊細なので、少しのレモンでも味が大きくかわるんですよね。筆者は勢い良くやりすぎて若干失敗しました(苦笑)。
それと、今回のメニューはスープ割りがありません。その代わり、スープを使って冷製茶漬けにできるシメごはんが販売されています。筆者は気付かずに「出汁が効いていてスープうまいな~」とそのまま飲み干してしまいました……。シメごはんの方はワサビをきかせたものだそうで、こちらもお勧めとのこと。
今回の限定メニューは、福の神食堂も加盟する「(仮)日本のラーメンを変える若手っぽい会」のイベント企画によるもの。他の加盟店でも限定メニューが販売されていますが、販売時間や販売形態などは店舗ごとに違うため、詳細は各店に問い合わせて欲しいそうです。
ちなみに、福の神食堂の限定麺の販売期間は8月31日(土)まで。販売数は、平日は昼(開店~)15杯・夜(18時~)15杯を販売、土曜日は開店時から30杯(※同店の定休日は日曜日)。
スタンプラリーも実施されており、5店で限定メニューを食べると特製Tシャツがもらえるキャンペーンも同時に実施。ラーメン好きな方は限定メニューを食べ歩きしてみてはいかがでしょうか。