取材中に見つけた○○なもの

AMDがユーザーイベントでMantleアピール、かなり自信あり?

Mantle APIを強くアピール
「DIRECT Xの問題点」というプレゼンテーションも

 10日(日)にバトルフィールド4×Radeonなユーザーイベントを実施したAMD。AMDといえば、据え置きゲーム機GPUの実質的な独占や、Socket FM2+で865GFLOPSを実現するというKaveriの公表、そして最近発売されたRadeon R9/R7シリーズ、となかなか気を吐いている印象ですが、今回のイベントでちょっと面白かったのが「Mantle」のアピール度。

 これまでのプレス向け発表会でも度々強調されているMantleですが、今回のイベントでもアピールの中心はMantleとその対応GPU。

 「GPUメーカー限定API」というと、大成功だった3DfxのGlide(Voodooシリーズ向け)なども思い出しますが、ゲーム機のチップも提供するメーカーがここまで力を入れているとなると、さすがに「空振り」ということはないのかも。

 バトルフィールド4のMantle対応アップデート、12月中に出てくるようなので、色々楽しみです。

【イベントの様子】
もっとも多数のビデオカードを展示していた玄人志向ブース
GIGABYTEブースではRadeon R9 290カードなどを展示
MSIブースではRadeon R9 290Xカードを動作させていた。ただし、バトルフィールド4のインストールが間に合わず、ゲームの動作は確認できず
ASUSが展示していたOC仕様のRadeon R9 280Xビデオカード「MATRIX-R9280X-P-3GD5」。11月下旬発売、予価48,000円前後とか。ブーストクロック1.1GHz、メモリクロック6.4GHz。
HISブース
AMDイベントではおなじみ、愛真田心の声も担当する山下まみさん。愛真田心のコスプレ?
解説をするAMDの井戸川氏
会場ではバトルフィールド4のプレイ大会やじゃんけん大会なども行われた

(鈴木 光太郎)