【 2002年1月26日号 】

Socket 370用では最高クロックのPentium III-S 1.40GHzが登場

Pentium III-S 1.40GHzPentium III-S 1.40GHz
Pentium III-S 1.40GHzPentium III-S 1.40GHz

 Intelから8日(現地時間)に正式発表のあったPentium III-Sの1.40GHzモデルが、リテールパッケージ品でデビューを飾った。Socket 370用CPUとしては、2週間前に登場したCeleron 1.30GHzを抜き、このPentium III-S 1.40GHzが現時点で最高クロックとなる。実売価格は43,700~46,980円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

 2次キャッシュを512KB搭載したPentium III-Sは、2001年7月に登場した1.26GHzモデル(バルク品)以来、実に半年振りの新製品となる。CPUのパッケージ形状といった外観や、FSB 133MHz、動作電圧1.45Vなどの仕様に変更はなく、従来モデルから純粋に動作クロックのみが引き上げられたものと見てよさそうだ。

 コストパフォーマンスの面では価格的にこなれつつある1.26GHz以下の従来モデルに分があるものの、Socket 370プラットホームにおいて最速の環境を構築したいというパワーユーザーにとって、今回の1.40GHzモデルは注目の製品となることは間違いないだろう。

□Pentium III(Intel)
http://developer.intel.com/design/pentiumiii/
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【2002/1/12】Tualatinコアの新型Celeronが続々と登場、1A~1.30GHzまで
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【2001/7/7】“Tualatin”コアのPentium III-Sにシリーズ最速1.26GHzが登場
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20010707/etc_p3126.html

 (Intel Pentium III)

[撮影協力:OVERTOPLAOX PC・DO SHOP]


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