【 2002年2月2日号 】

世界最速の40倍速CD-Rドライブ「PX-W4012TA/BS」が1万円台で登場

PX-W4012TA/BSPX-W4012TA/BS
PX-W4012TA/BSPX-W4012TA/BS

 プレクスターから最大40倍速のCD-R書き込みに対応したATAPI接続の内蔵型CD-R/RWドライブ「PX-W4012TA/BS」が登場した。これでCD-R記録速度の最速値がまたも更新されたことになる。

 最大40倍速というCD-R記録速度のほか、CD-RW記録速度が最大12倍速、CD-ROM読み出し速度が最大40倍速というスペックを持つこの「PX-W4012TA/BS」は、現時点で最強のCD-R/RWドライブと言える。CD-ROM読み出し速度にCD-R記録速度が追いついたという点も、CD-R/RWドライブの進歩を見る上ではなかなか興味深い。

 速度面以外では、ブラックトレイの採用によりピックアップのレーザーの乱反射を低減し、記録/再生クオリティの向上を図っているほか、電源回路の強化によってジッター発生の低減を実現しているといった音質に重点を置いた改善点も見られる。とくにブラックトレイに関しては「様々な色のトレイにおけるテストの結果、乱反射の最も少なかった漆黒のディスクトレイを採用した」(プレクスター)というだけあって、大いに期待が持たれるところだ。

 また、記録時のレーザーパワーを調整することが可能という新機能「VariRec」を搭載している点も特徴のひとつ。この機能は、記録時のレーザーパワーを微調整することで、ポータブルCDプレイヤー、オーディオコンポ、カーステレオなど、再生機器ごとに最適なメディアの作成が可能になるというもの。ポータブルCDプレイヤーやカーステレオなどでも安定して再生できる音楽CDを作成したいという人には気になる機能だろう。

 なお、記録時のドライブ回転制御方式にZone CLVを採用している点や、4MBバッファ、バッファアンダーランエラー防止機能のBURN-Proof、メディアの特性やゾーンに適したレーザー出力が可能なPoweRec-IIを搭載する点などは、CD-R記録速度が最大24倍速の従来モデル「PX-W2410TA/BS」と同様だ。

 同社が「業務用マスタリング専用ドライブ『PleXMaster01』などで培われた音質向上ノウハウを『PX-W4012TA/BS』にも活かした」というだけに、記録/再生クオリティにこだわるユーザーは要注目の製品であることは間違いない。

 また、この製品が実売価格18,800円〜20,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)という低価格で出てきたことにも注目が集まる。複数のショップによると、当初は25,000円程度といわれていた価格だが、入荷する直前に改定されて安くなったのだという。世界最速のCD-R/RWドライブがこの価格で出てきたことは、今後のCD-R/RWドライブ市場全体の価格動向に影響を与えそうだ。

 性能と品質はもちろん、価格の面でも、この製品は大きなインパクトを与えることになりそうだ。

□PX-W4012TA/BS(プレクスター)
http://www.plextor.co.jp/products/pxw4012ta/
【2001/11/10】音質重視設計のCD-R/RWドライブがヤマハから登場、CD-MRWにも対応
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20011110/etc_crw3200evk.html
【2001/7/28】プレクスターからATAPI接続の24倍速CD-R/RWドライブが登場
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20010728/etc_2410ta.html

 (PLEXTOR PX-W4012TA/BS)

[撮影協力:LAOX PC・DO SHOPパソコンハウス東映]


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