CPUの新製品 2004年5月15日号
※このページにおける価格などは、Watch編集部が各ショップ店頭での表示を独自に調査したものです。
 この価格で販売されることを保証するものではありません。
 実際の販売価格は変動しますので、購入時に各ショップ店頭にてご確認ください。
特記無き価格情報は税込み価格(税率=5%)です。
 なお、店頭表記が税抜き表示のみの場合は、編集部で計算したものを掲載しています(1円未満切り上げ)。

【CPUの新製品】
メーカー/製品名価格(円)ショップ備考

CPU
|Intel Pentium M 735
(モバイル向けCPU,1.7GHz,FSB 400MHz
 ,リテールパッケージ)
36,540TSUKUMO eX.
37,900テクノハウス東映
38,300LAOX PC・DO SHOP
38,300OVERTOP
42,900BLESS 秋葉原本店
|Intel Pentium M 745
(モバイル向けCPU,1.8GHz,FSB 400MHz
 ,リテールパッケージ)
52,000テクノハウス東映
52,290TSUKUMO eX.
52,800OVERTOP
56,800LAOX PC・DO SHOP
57,900BLESS 秋葉原本店
写真写真
写真写真
写真写真

  新型コア「Dothan」を採用した初のPentium M。CPUのクラスを動作クロックとは別の「プロセッサ・ナンバ」で示す初のIntel製CPUでもある。

 Dothanは、従来のBanias版Pentium Mの製造プロセスを0.13μmから90nmにシュリンク、さらに製造上の新技術として「歪みシリコン」も採用したCPU。動作クロックが1.7~2GHzに向上したほか、2次キャッシュ容量も1MBから2MBに倍増、さらに内部の最適化などで「クロックが同じでもBanias版Pentium Mより10~17%高速」(Intel)だという。FSBは従来同様の400MHzでTDP(熱設計電力)は従来の24.5Wよりも低い21W。

 今回発売されたのは、735/745/755(1.7GHz/1.8GHz/2GHz)と3つ発表されたうちの下位2モデル、「735」と「745」。いずれもリテールパッケージ版で、パッケージには製品名を示す「Pentium M Processor 745」といった表示と、仕様を示す「1.80GHz」といった表示が併記されている。また、このパッケージはCPUコアやマーキングを直接確認できる新タイプで、裏面の小窓を通して「SL7EP」「1700/2M」(735)や「SL7EN」「1800/2M」(745)といったS-Spec表示などを読みとれる。

 対応マザーボードに関しては今週発売されたPentium Mマザーボード「PD-41PM160M1」は「対応」(販売ショップ)とされているものの、「COMMEL LV-671Mシリーズでは最新BIOSでも正しく認識しなかった」(OVERTOP)という。

□関連記事
【2004年5月10日】インテル、プロセッサ・ナンバ初採用の新Pentium M(PC Watch)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0510/intel2.htm
【2004年5月1日】Pentium M対応のキューブ系自作PCキットが初登場
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20040501/etc_pmcube.html
【2003年4月5日】Pentium Mのリテールパッケージ品が早くも発売に
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20030405/etc_baniasbox.html
【2004年3月6日】Mini-ITX対応のソケット版Pentium Mマザーが発売に
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20040306/etc_lv671.html

[撮影協力:BLESS 秋葉原本店]

|Intel
Pentium 4 Extreme Edition 3.40GHz
(Socket 478用CPU,3.4GHz,FSB 800MHz,L3 2MB
 ,Hyper-Threading,リテールパッケージ)
118,500ドスパラ アキバ店売り切れ
118,650T-ZONE. PC DIY SHOP1F,売り切れ
118,680ドスパラ秋葉原 Prime館
118,801ドスパラ秋葉原本店2F
119,700フェイス2F
120,540USER'S SIDE本店
123,800OVERTOP
写真写真
写真写真

  3次キャッシュ2MBを搭載したPentium 4 Extreme Editionの最上位モデルがようやく登場。動作クロックは3.4GHz。

 CPUコアは従来と同じ0.13μmプロセスのGallatinで、FSB 800MHz、2次キャッシュ容量512KBといった仕様に変化はないが、最大動作電圧は1.55Vから1.575Vへ、TDPは92.1Wから102.9Wへそれぞれ上昇している。

 この製品が発表されたのは1月で、その後、4月下旬にサンプル品が誤って店頭に並ぶなどのハプニングも確認されている。

□関連記事
【4月24日】Pentium 4 Extreme Edition 3.4GHzが一時店頭に並ぶ
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20040424/etc_p4xe34.html
【2月3日】Pentium 4 Extreme Edition 3.40GHzを緊急テスト(多和田新也のニューアイテム診断室/PC Watch)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0203/tawada11.htm
【2003年11月29日】Pentium 4 Extreme Editionが発売、L3キャッシュ2MB搭載
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20031129/p4xe.html

[撮影協力:T-ZONE. PC DIY SHOPUSER'S SIDE本店]

|AMD Opteron 244(OSA244CEP5AU)
(Socket 940用CPU,1.8GHz,Dual CPU対応
 ,リテールパッケージ)
42,970フェイス
写真写真
写真写真

  最新の「CGリビジョン」コアを搭載したOpteron 244。CGリビジョンのAMD64系CPUは、既にAthlon 64 3000+(1種類)/3200+(2種類)が発売されているが、Opteronではこれが初。

 動作クロックや2次キャッシュ容量などは従来と同じで、OPNは従来の「OSA244CC05AH」などから「OSA244CEP5AU」に変更されている。

 最初期モデルのB3リビジョン(OSA244CCO5AH)と比べると、動作電圧やケース温度(Tcase)が異なっており、B3リビジョンの「1.55V/69℃」から「1.5V/70℃」に変更されている。

 目印は「Model(C)」のラベル。

□関連記事
【3月27日】Athlon 64に新リビジョン、3200+は動作クロックも変更に
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20040327/etc_ah64cg.html
【4月24日】Athlon 64 3200+のCGリビジョンの発売で仕様が混乱
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20040424/etc_6432cg.html
【2003年5月24日】Opteron 244(今週見つけた新製品)
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20030524/ni_i_cp.html#opt244

[撮影協力:フェイス]

|AMD Opteron 146
(Socket 940用CPU,2.0GHz,リテールパッケージ)
35,600ぷらっとホーム5F
写真写真

  シングルCPU用Opteronの2GHz版。Opteron 144(1.8GHz)とOpteron 148/Athlon 64 FX-51(2.2GHz)の中間に位置するかっこうになる。

 以前から受注扱いなどで販売されていた製品だが、店頭での在庫販売を確認したのはこれが初めて。

□関連記事
【2003年8月2日】Opteron 144(今週見つけた新製品)
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20030802/ni_i_cp.html#opt144
【3月27日】Athlon 64 FX-53(今週見つけた新製品)
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20040327/ni_i_cp.html#afx53

[撮影協力:ぷらっとホーム]


[次のジャンル]:Socket 754マザーボード

Copyright (c) 2004 Impress Corporation All rights reserved.
[Back]ジャンル一覧に戻る