コンシューマー向けシングルGPUビデオカードで1GBメモリ搭載品はこれが初。これまでの1GBメモリ搭載品はワークステーション向けモデルやデュアルGPU搭載ビデオカードなどに限られていた。

　主な付属品はHDMI - DVI変換コネクタ、NativeCrossFireケーブル、コンポーネント出力ケーブル、ビデオ入出力ケーブル、DVI - D-Sub 15ピン変換コネクタ、ドライバCDなど。

　なお、動作クロックに関してはショップによって表示に違いがあり、BLESS秋葉原本店では「コア825MHz/メモリ2,100MHz」、パソコンショップ アークでは「コア740MHz/メモリ2,050MHz」と告知しているほか、T-ZONE. PC DIY SHOPでは「実際に動作させたところコア740MHz/メモリ2,000MHzだった」としている。

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【5月19日】RADEON HD 2900 XT 512M GDDR3 PCI-E DUAL DVI-I/VIVO(今週見つけた新製品)
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20070519/ni_i_vc.html#sap29xt

[撮影協力:BLESS 秋葉原本店]

　Radeon HD 2600 XTはシリーズ中最上位のRadeon HD 2900 XTに次ぐGPU。DirectX 10 Shader Model 4.0対応で、統合シェーダは120基/3SIMDアレイを搭載している（最上位のRadeon HD 2900 XTは320基/4SIMDアレイ）ほか、BD/HD DVDビデオなどの動画再生支援機能については、Radeon HD 2900 XTのUVAよりも性能の高いUVDを搭載している。

　また、オーディオコントローラ機能を内蔵している点も特徴で、付属のDVI - HDMI変換アダプタを利用することで、ビデオ信号のほかに5.1chサウンド信号も出力することができる。

　今回発売されたのは容量256MBのDDR4メモリを搭載した製品。Dual DVI出力対応で、パッケージにはDVI - HDMI変換アダプタやコンポーネント出力ケーブル、Native CrossFire用アダプタが付属している。

[撮影協力:ツクモパソコン本店IIとT-ZONE. PC DIY SHOP]

　256MBのDDR4メモリを搭載した製品で、動作クロックはコア 800MHz、メモリ 2.2GHz。なお、パッケージには「GC-HD2600XTG4-D3(R)」というGECUBE製品に似た型番も記されている。

　ちなみに、XIAiブランドの製品情報はこれまで、「XIAi.jp」に掲載されていたが、マーケティング事業部の統合により、今後はエーオープンジャパンのWeb上で掲載するというリリースが先月発表されている。

□GC-HD2600XTG4-D3(RoHS) (GECUBE)
http://www.gecube.com/products-detail.php?prod_id=66548
□XIAi（エクシア）マーケティング事業部統合のご案内(エーオープンジャパン)
http://aopen.jp/company/news/2005/XIAi.html

[撮影協力:フェイス アキバ店とツクモパソコン本店II]

　256MBのDDR4メモリを搭載した製品で、動作クロックはコア 800MHzなど。出力コネクタはDual DVI+TV出力で、DVI - HDMI変換アダプタ×1個が付属している。

[撮影協力:パソコンショップ アークとLAOX THE COMPUTER館とUSER'S SIDE本店]

　Radeon HD 2600 PROは、今週に搭載ビデオカードが発売されたRadeon HD 2600 XTの下位にあたるGPU。Radeon HD 2600 XTよりクロックが低く、公式クロックはコア600MHz、メモリ800MHzとなっている（Radeon HD 2600 XTはコア800MHz、メモリ2.2GHz）。DirectX 10 Shader Model 4.0に対応する点や、統合シェーダ120基（3SIMDアレイ）を持つ点、動画再生支援機能のUVDを備える点はRadeon HD 2600 XTと同様。

　SapphireのWebサイトの製品情報によれば、ビデオカードは5.1チャネルサウンド出力に対応したHDMIインターフェイスをサポートするとされている。

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【2007年7月7日】Radeon HD 2600 XTカード登場、DDR3モデルもデモ中
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20070707/etc_26xt.html
【2007年6月30日】Radeon HD 2400 PRO搭載カード登場、UVD搭載で8千円台
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20070630/etc_radeonhd24.html
【2007年5月19日】AMD初のDirectX 10対応GPU「Radeon HD 2900 XT」が登場
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20070519/etc_ati.html
【2007年5月14日】AMD、「R600」ことDirectX 10対応GPU「Radeon HD 2000」シリーズ（PC Watch）
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0514/amd1.htm

[撮影協力:T-ZONE. PC DIY SHOP]

　出力コネクタはDVI+TV+VGAで、DVI - HDMI変換アダプタ×1個が付属している。

[撮影協力:パソコンショップ アークとドスパラ秋葉原本店]

　出力コネクタはVGA、DVI、HDMIの3つ。HDMIからはGPUによるサウンド出力も可能。

[撮影協力:パソコンハウス東映]

　HDMI以外の出力コネクタはDVI-I+VGAでTV出力やコンポーネント出力機能は備えていない。メモリ容量は256MB。

　ちなみに、XIAiブランドの製品情報はこれまで、「XIAi.jp」に掲載されていたが、マーケティング事業部の統合により、今後はエーオープンジャパンのWeb上で掲載するというリリースが先月発表されている。

□XIAi（エクシア）マーケティング事業部統合のご案内(エーオープンジャパン)
http://aopen.jp/company/news/2005/XIAi.html

[撮影協力:TSUKUMO eX.とツクモパソコン本店II]

　搭載クーラーはヒートパイプを使った隣接スロット占有タイプ。カード上部にも張り出し部分があるため、LowProfileケースでは干渉することも考えられるという。

　HDMI出力は付属のDVI - HDMI変換アダプタを利用したもの。

[撮影協力:パソコンショップ アークとTSUKUMO eX.とドスパラ秋葉原本店]

　HDCP非対応モデルと同じ型番が使われているが、パッケージ右上のラベルでHDCP対応モデルかどうか判別可能になっている。

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[撮影協力:パソコンショップ アーク]

　出力コネクタはDual DVI+TV出力。

[撮影協力:パソコンショップ アーク]

　ビデオカードクーラーにはarctic-cooling Accelero S1を搭載している。動作クロックはコア620MHz/メモリ1,800MHz。

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【5月19日】arctic-cooling Accelero S1
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20070519/ni_i_fn.html#zavs1

[撮影協力:パソコンショップ アーク]

[撮影協力:BLESS 秋葉原本店]

　GeForce系のPCI Express x1ビデオカードはこれが初めて。

　なお、パッケージに書かれている「HDTV対応」は誤り。

　NVIDIAの業務向けチップ「Quadro」搭載シリーズやRadeon系では複数のx1対応ビデオカードが発売されている。

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[撮影協力:パソコンショップ アークとテクノハウス東映]

　2005年から発売されている「DualHead2Go」シリーズの最新モデルで、これまでアナログだった出力側コネクタがVGA→DVIに変更されている。入力はこれまでどおりのVGAで、VGA → DVI変換がアダプタ内で行われているのも特徴。

　2台合計の最大解像度は3,840×1,200ドット（1台あたり1,920×1,200ドット）で、従来の2,560×1,024ドット（同1,280×1,024ドット）よりも広くなった。

　なお、対応GPUに制限があるのはこれまで通り。購入前にWebサイトのチェックリストを確認しなければならない点には注意が必要。

□対応GPUリスト
http://www.matrox.com/graphics/en/gxm/support/dh2go/digital/compatibility.php

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[撮影協力:パソコンショップ アーク]