単体販売される拡張カードとしては初の6Gbps対応のSAS/Serial ATAインターフェイスカード。メーカーはLSIで、対応インターフェイスはPCI Express x8。RAID機能も備えている。 発売ラインナップは内部SAS/SATAポートが8基の「9260-8i」と4基の「9260-4i」。両製品に対応したキャッシュデータ保持用のバッテリーバックアップユニット「LSIiBBU07」も販売中。 MegaRAID SAS 9260シリーズは、6Gbps転送に対応したSAS/SATAインターフェイスカード。この規格の製品は、6Gbps SAS搭載マザーボードや、6Gbps Serial ATAカード同梱マザーボードが発売されているが、単品で入手できる拡張カードが店頭販売されたのは今回が初めて。 搭載コントローラは2製品とも同社「LSISAS2108」で、対応RAIDレベルは0/1/5/6/10/50/60。内部SATA/SASポートと HDDとを繋ぐケーブルは分岐タイプで、HDDは9260-8iが最大8基、9260-4iが最大4基接続できる。また、ブラケット部には、外付けの HDDユニットなどを接続できるminiSASポート(SFF-8087)を装備。9260-8iは2基、9260-4iは1基用意されている。 なお、カードとしての最大転送速度はリード時2,875MB/s、ライト時1,850MB/sと非常に速い。
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