「サブPC感覚」で動画/音楽再生ができるSoundGraphのUSB液晶ディスプレイ「FingerVU」の大画面モデル。パネルサイズは7インチで、従来の4.3インチから大型化している。 FingerVUシリーズは、PCと接続、サブディスプレイとして使えるだけでなく、タッチ操作で液晶を操作、まるでサブPCのように液晶画面を利用できるUSB液晶ディスプレイ。液晶画面では、専用ソフトで動画/音楽の再生や写真表示、YouTube/Googleニュース/RSSの閲覧などが利用できる。 通常のタッチ液晶をサブディスプレイとして使った場合、タッチのたびにマウスカーソルが移動してしまったり、ウィンドウのフォーカスが変わるため、どうしても「メインPCの一部として操作」という感覚になってしまうが、この製品で専用ソフトを使った場合は、PCのメイン画面に影響を与えず、サブ液晶内で操作/表示が完結するのが大きな違い。 3月に登場した初代モデル「FingerVU 436」は4.3インチ/480×272ドット表示の液晶パネルを採用していたのに対し、今回のモデルではパネルが7インチ800×480ドット表示に大型化。ショップのデモ機を試用したところ、画面が大型化したこともあってかタッチ操作のレスポンスも向上した印象。 また、解像度の向上に伴い、アイコン数も増えている。 液晶ディスプレイとしての主なスペックは、応答速度25ms、コントラスト比400:1、輝度350cd/平方メートル、消費電力5.5Wなど。応答速度とコントラスト比はFinger VU（17ms/800:1）からやや落ちている。PC側のUSBポートは、従来同様にデータ通信用と電源供給用の2つが必要。 付属品はワイヤレスリモコン、スタンド、USB/電源分岐ケーブル、ソフトウェア収録CDなど。対応OSはWindows 7/Vista/XP。 なお、店頭デモはソフマップ 秋葉原 本館（5F）やクレバリー インターネット館で実施中。ソフマップ 秋葉原 本館では17日（土）、国内代理店担当者による実演デモも行う予定だ。
□関連記事
【2010年3月20日】新感覚のUSB液晶登場、サブPC気分で動画再生やメモ入力
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20100320/etc_sgraph.html
【2010年4月10日】「サブPC気分のUSB液晶」の大型版が来週発売
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20100410/etc_sgraph.html
| 
