【 2010年7月3日号 】 | |
「オーディオ向け」のLANケーブルが発売に、1クラス上のサウンド? |
「ネットワークオーディオ向け」をうたったバクフーの高品質LANケーブル「AGLC-1」が販売中だ。実売価格は、長さ1mモデルが15,750円、2mモデルが17,850円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。AGLC-1はLANケーブルとしては珍しい「ネットワークオーディオ向け」をうたった製品。ネットワークオーディオは、NASに蓄積した音楽データをLAN経由でプレイヤーに配信して再生するという形態のオーディオ環境で、プレイヤーとしては数万円の安価なコンポタイプから数十万〜数百万円の高級システムまで、様々な製品が出回っている。
今回のAGLC-1は同社が冨士電線との共同で企画したという製品で、ターゲットとしているのは後者の高級システム。ケーブルにアルミ箔付きのプラスチックテープと編組による二重のシールドを施してノイズ対策を行なっており、同社は「ストレージからプレイヤーへ確実にデータを転送し、1クラス上のサウンドを実現する」とうたっている。
なお、同社によれば、冨士電線が行なったテストで「一重シールドのケーブルに比べて20〜30dBの放射電力量を抑える効果が証明された」という。
□AGLC-1(バクフー)
http://www.bakfoo.com/product/aglc1.html
□冨士電線
http://www.tokyo-fuji.co.jp/バクフー AGLC-1 [撮影協力:オリオスペック]