【 2010年7月24日号 】
“前面パネルの美しさ”にこだわったケースがアビーから発売


 フロントパネルからリセットボタンやUSBポートなどを省いてシンプルにしたアビー製タワー型ATXケース「esse(SC-201E)」が発売された。同社がソフマップとのコラボレートで製作した製品だという。本体カラーはブラックとシルバーの2種類で、電源は非搭載。実売価格は各24,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

 esseは同社いわく「フロントパネルのデザインにこだわった」というタワーケースで、その言葉どおりシンプルなデザインのフロントパネルが特徴。一般的なPCケースでは、フロントパネルには電源/リセットスイッチや、USB、サウンドなどの各ポートが装備されているが、esseではこれらが大幅にカットされている。まさに、“フロントパネルの美しさ”にこだわったケースと言えるだろう。

 フロントパネルには電源スイッチと2個のLEDを備えるのみで、USBなどのポート類は一切なし。さらに、5インチベイを敢えて2基に抑えることで、シンプルさをより強めている。ドライブベイを減らしたことで、内部の空間が広々としているのも特徴的だ。拡張カードは最大約400mmのものまで搭載できるとしている。

 本体サイズは幅212×高さ437×奥行き489mm。ドライブベイ数は5インチ×2、3.5インチシャドウ×5。ケースファンは前面と背面に120mmサイズが各1基搭載されており、前面に120mmサイズを1基増設できる。また、フロントパネル内側の上部と下部には通風口が用意されている。

 なお、ソフマップ 秋葉原 リユース総合館では、アビー製PCケース用の純正オプションも販売中だ。

 販売しているのは、今回のesseに対応した遮音シート「静音強化キット(STK-ILTS3S1)」(実売価格2,980円)」や、他の機種にも対応した2.5インチドライブ用ホルダー「25H-F1K」(同980円)、「25H-U2J」(同1,780円)、各種インシュレータ、ハンドスクリューなど多数。純正オプションを店頭販売しているショップは珍しく、同社製ケースのユーザーは要チェックと言えるだろう。

□アビー
http://www.abee.co.jp/
□ソフマップ
http://www.sofmap.com/

アビー esse

[撮影協力:ソフマップ 秋葉原 リユース総合館]

※特記無き価格データは税込み価格(税率=5%)です。