6基の液晶で68インチ相当の大画面を実現したという6画面マルチディスプレイシステム。 受注販売中品で、ソフマップ 秋葉原 本館では実際にPCを接続してデモも行なわれている。また、3画面の下位モデル「MD230X3」の受注販売も行なっている。 MD230X6は6基の液晶ディスプレイで構成されたハイエンドのマルチディスプレイシステム。専用のスタンドやジョイントパーツなどで6基のディスプレイを接合することで、最大5,760×2,160ドットという非常に高い解像度を実現している。必要なパーツが全て同梱されているため、液晶アームなどを個別に買い揃える必要がないのもメリット。 もちろん、完全な1枚のディスプレイではないものの、狭額縁タイプのディスプレイを用いることで同社は「シームレスな表示を可能にした」という。実際、デモ機を見たところ、デスクトップなどの単調な画面では額縁部分が目立つが、ゲームなどの動きのある映像では迫力のほうが勝る印象。 液晶パネルの主なスペックは、応答速度8ms、輝度300cd/平方メートル、コントラスト比3,000:1(ダイナミックコントラスト比150,000:1)、視野角が水平178度、垂直178度。消費電力は276W。 完成時の本体サイズは幅158.58×高さ76.03×奥行き30.72cm(スタンド含む)。映像入力端子としてDisplayPort、DVI-I、VGAを備えるほか、USBポート(アップ/ダウンストリーム各1)も備える。また、電源オン/オフや入力切り換えなどの操作が行なえる有線リモコンなどが付属する。 なお、最大解像度で使用する場合は対応ビデオカードやマルチビデオカード環境が必要で、同社は推奨ビデオカードとして6画面出力対応のRadeon HD 5870 Eyefinity 6搭載カードを挙げている。 同店のデモ機は、SAPPHIRE製Radeon HD 5870 Eyefinity 6搭載カードを使用したもの。カード側の映像端子は全てMini DisplayPortであるため、Mini DisplayPort−DisplayPort変換ケーブル4本と、Mini DisplayPort−DVI変換ケーブル2本を用いてディスプレイと接続している。 □関連記事 【2010年4月3日】6出力ビデオカード「Eyefinity 6」が発売に http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20100403/etc_amd2.html
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