【 2010年11月20日号 】
GeForce GTX 460の廉価版「460 SE」が発売に

 GeForce GTX 460の廉価版「GeForce GTX 460 SE」を搭載した初のビデオカード「NE5X460EFHD02 460SE」がPalitから発売された。ビデオメモリ1GBの製品で、実売価格は14,980円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。


 GeForce GTX 460 SEは、CUDAコア数を336→288個に減少、クロックも675→650MHz(コア)/1,800→1,700MHz(メモリ)に落としたGPU。

 メモリバス幅は1GB版GTX 460と同じ256bitで、結果としてメモリバンド幅は1GB版と768MBの中間、テクスチャフィルレートはシリーズ中の最下位、というスペックとなる。

 つまり、コアの演算能力はシリーズ中最小だが、メモリバンド幅はシリーズ中の中位、というポジション。製品の位置づけを判断しにくいが、価格面では、768MB版GeForce GTX 460の安値品と同程度だ。

 発売されている製品は、GeForce GTX 460カードでは標準的な仕様で、搭載クーラーは2スロット仕様、電源供給コネクタは6ピン×2個を搭載している。出力コネクタはHDMIとDVI-I、VGAを各1個搭載している。なお、GPUのコアクロックについては「648MHz」(ショップ)と告知されている。


□GeForce GTX 460(NVIDIA)
http://www.nvidia.com/object/product-geforce-gtx-460-us.html
□GTX 460 Smart Edition (1024MB GDDR5)(Palit)
http://www.palit.biz/main/vgapro.php?id=1429

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Palit NE5X460EFHD02 460SE

[撮影協力:ドスパラ秋葉原本店]

※特記無き価格データは税込み価格(税率=5%)です。