【 2011年2月5日号 】
アキバ店員のPCパーツウォッチ( Sandy Bridge向け電源 )

 このコーナーは、最近発売された気になるPCパーツの「その後」をショップ店員に聞くコーナーです。ショップ店員による売れ行き動向やアドバイスなど、購入等の参考としてご活用下さい。
 
□アキバ店員のPCパーツウォッチ バックナンバー
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/docs/news/shopwatch/index.html



|Sandy Bridge向け電源
 今回は「Sandy Bridge」こと新型Core i7/5向けとして人気が高い電源をショップスタッフに聞いてみた。売れ筋はショップによって大きく異なるが、「比較的安価で品質が良いモデルが人気」という点は共通しているようだ。
 
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TSUKUMO eX.
 容量が小さい80PLUS BRONZEモデルが売れてますね。うちの場合、安いFOXCONNのMini-ITXマザーが売れ筋の上位にランクインするんで、ケースも電源もコンパクトなものを選ぶ方が多いですね。あと、ほかのH67搭載マザーを買う方もビデオカードは増設しない場合がほとんどなので、質が高くて容量が少ないモデルを選ばれる傾向があります。今だと、ENERMAXEMD425AWT-IIや玄人志向のKRPW-P630W/85+、サイズ剛力短2 PLUG-INシリーズが人気ですね。
 
ツクモパソコン本店
 H67搭載マザーを選ぶ人はオンボードVGAを使うんで、そんなに容量はいらないんですよね。今だと、玄人志向のKRPW-P630W/85+やサイズの剛力3 700W辺りの価格が安めの80PLUS BRONZEモデルが人気です。
 
ドスパラ秋葉原本店
 電源の売れている量はほとんど変化ありませんが、売れ筋モデルは変化していますね。半年ぐらい前は800W〜1,000Wクラスの大容量モデルが人気でしたが、ここ最近は低容量モデルが良く売れています。特に昨年末に登場した80PLUS GOLD認証取得のHntkey製300W電源「絢風 300(HK400-52PP)」が人気ですよ。
 
ソフマップ 秋葉原 本館
 電源の売れ行きそのものに変化はありませんが、電源付きのPCケースが良く売れていますね。中でも5千〜1万円前後の低価格モデルが人気です。SandyBridgeはオンボードVGAで運用しようと考えている人が多く、ビデオカードが不要になってシステム全体の消費電力が低下、それなら安価な電源付きPCケースでも十分だろう、と思う人が増えているからだと思いますよ。
 
石丸電気本店
 SilverStoneのSST-ST75F-Gがかなり売れています。Sandy Bridge環境を一式揃える人が合わせて購入していくケースも多いですし、単品での購入もかなり多い状態ですね。恐らく、80PLUS GOLDで手頃な価格という点がいいのでは?
 
クレバリー インターネット館
 ハイエンド系の構成で一式購入する人にはSilverStoneの80PLUS GOLDのモデルが良く売れています。Sandy Bridgeに合わせて電源も強化するといった人が多いようですね。需要がハイスペック寄りに集中しているので、大容量のものが好まれていますよ。
 
クレバリー1号店
 Sandy Bridgeの影響で目に見えてということは無いのですが、SilverStoneのモデルが良く売れていますね。次いでCORSAIRやSeasonicといった感じになっていて、品質の良い電源が選ばれている気がします。少し前までは激安電源がかなり売れていたんですけどね〜。
 
ZOA 秋葉原本店
 SandyBridgeが出てからは、1〜2万円台の電源が良く売れるようになりましたね。Core i7-2600Kでオーバークロックをするユーザーが、高品質・高信頼性の電源を選んでいるようですよ。なかでもオウルテックやSeasonic製の80PLUS GOLD電源が人気ですね。