【 2011年7月24日 】 | |
AndroidタブレットをBTOで注文、CPUも変更可能 最低100台から |
AndroidタブレットをBTOでカスタマイズできるというサービスが始まった。
ただしこのサービスは法人向け。最低発注数は100台からとなる。カスタマイズできるのは画面サイズや搭載CPU、メモリ容量など。
基本スペックの製品を注文した場合、納期は3ヶ月後、価格は1台あたり3万5千〜4万円程度になるという。実施ショップはaPad専門店(ブロックE2-[c3])。
●画面サイズやCPU、メモリなどをBTO可能
このサービスは、同店がミエル株式会社のAndroidタブレット「Lantana(ランタナ)」を仲介販売するもの。同店が受注時、画面サイズや搭載CPU、メモリ容量、OSバージョンといったスペックのほか、用途、予算、数量などをユーザーから聞き取り、それに応じて同社が生産するというシステムだ。生産は国内で行なうという。
最大の特徴は、最小100台から発注できる点。同社は「通常、大手メーカーの場合は5千〜1万台が最低ロットだが、小ロット生産に対応することで低予算でのオーダーを可能にした」としている。また、OEM供給も可能で社名やブランド名の刻印にも応じるという。
仕様ごとの価格は「応相談」で、「最低100台」という条件も個人では厳しいが、法人用途であれば検討できる範囲。将来的に「個人向けBTO」が登場する可能性など、夢を感じるサービスとも言えそうだ。
Lantanaの基本スペックは、静電容量方式7インチ液晶(800×480ドット)、Android 2.2、Telechips 8902 720MHz(CPU)、メモリ256MB、ストレージ2GB、2メガピクセルカメラ、無線LAN(IEEE 802.11b/g)、EM770J(HSPAモジュール)など。本体サイズは幅195×高さ115×奥行き18mm。標準のCPUコアはCortex A8だが、これをCortex A9コアに変更することもできるという。
同店店頭では基本スペックのサンプル機が展示中だ。
□aPad専門店
http://shop.apadjp.com/Lantana [撮影協力:aPad専門店(ブロックE2-[c3])]