Corsairの冷却制御システム「Corsair Link」に対応した初の製品。クーラント液充填済み、メンテナンスフリーをうたう同社の人気水冷キット「CWCH」シリーズに属する製品。 Corsair Linkは同社による独自の冷却制御システム。CPUやビデオカードなどの温度やケースファンなどの状態を監視し、温度の高低などの状況に応じて冷却パーツを自動制御するというもの。 監視と制御は、別売りのUSB接続ユニット「Corsair Link Cooling Kit」が担当。ユニットには各種ファンや温度センサーが接続できるほか、対応パーツとデジタルデータをやりとりできるCorsair Link専用コネクタも用意されている。 また、冷却パーツだけでなくLEDの発光も制御できるというユニークなモデル「Corsair Link Cooling and Lighting Kit」もラインナップされている。 今回発売されたCWCH80は、このCorsair Link専用コネクタを備えたラジエーターとポンプ内蔵のCPU冷却ヘッドがセットになったもの。前述のユニットと組み合わせてCorsair Linkによる制御が行なえるほか、単独での使用も可能。冷却ヘッドのボタンを押すことでラジエーターのファン回転数を1,300rpm、2,000rpm、2,600rpmの3段階に調整できる。 本体サイズは冷却ヘッドが65×65×40mm、ラジエーターが38×120×152mm。対応CPUはLGA1366/1156/1155/775、Socket AM3+/AM3/AM2。国内代理店のリンクスインターナショナルによれば「Intelの次世代ソケットであるLGA2011にも対応する」という。 なお、リンクスインターナショナルはCorsair Link対応ユニットについて、年内に発売する予定としている。 □関連記事 【2011年6月2日】環境を問わないSSD+HDDカードからAndroid用PowerDVDまで渾然(COMPUTEX 2011レポート/PC Watch) http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/event/20110602_450029.html 【2008年4月5日】ESA規格に対応したSilverStoneのタワーケース発売 http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20080405/etc_esacase.html 【2008年3月22日】ESA対応の1,200W電源が登場、温度/電圧などを監視可能 http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20080322/etc_pcpower.html
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