【 2011年9月30日 】 | |
Boogie Board強化版がサンプル入荷、PDF化に対応 電池は充電式に |
- ※(10/1更新)電子ペンの写真を追加。
「電子ペーパーを使ったメモボード」として一躍人気になった「Boogie Board」の新モデルが三月兎2号店にサンプル入荷した。
PDFでのデータ保存機能を搭載した「Boogie Board Rip」で、製品版の入荷は11月頃、予価は未定という(海外での予価は99ドルと発表されている)。
展示などはされていないが、「スタッフが手すきの際、声をかけてもらえば試用も可能」とのこと。
●saveボタンでPDF化、USBでファイル転送
PDF化は専用ペンで書いたもののみ、電池は充電式に
タカラトミーの「せんせい」のようなお絵かきボードとしても使えるとして注目された前モデルのBoogie Board。前モデルにはPCとの連携機能がなかったが、Boogie Board RipではUSBインターフェイスが搭載され、書いた内容を本体に保存、PDFとしてPCに転送することができるようになっている。
取り込んだPDFの例。実ファイルはこちら
USBコネクタ
電子ペンのホルダー部
電子ペン本体表面には“電子ペーパー”として機能する液晶パネル、書いたものを消去する「erase」ボタンのほか、セーブを行なう「save」ボタンが装備。saveボタンを押すと、液晶パネルに書かれている内容がPDF形式で内蔵メモリに保存される。
ただし、保存できるのは付属の電子ペンで書いたものだけ。前モデルと同様に、スタイラスや爪などで書くこともできるが、電子ペン以外で書いたものは保存されない仕組みになっている。また、「筆圧データも保存されなかった」(ショップ)そう。電子ペンは軽めのもので、電池は内蔵していない。
PCとのデータ転送は、USBマスストレージクラスを利用。内蔵メモリに保存されているPDFデータをエクスプローラなどで閲覧したり、他のドライブにコピーしたりできる。
このほか、eraseボタンを無効にできる誤消去防止機能も新たに搭載されているほか、これまで使いきり仕様だった本体電池が充電式に変更されている。
ちなみに入荷しているのは、かなり初期のサンプル品と見られるもの。表面仕上げなどは「開発中」を思わせる雰囲気になっている。
□Improv Electronics
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