【 2011年11月16日 】 | |
X79マザーがGIGABYTEからも、ゲーマー向けなど2製品 |
X79マザーボードがGIGABYTEからも発売、ユニークなピストル型ヒートパイプや独自機能を搭載したゲーム向けモデル「G1.Assassin2」と、その下位モデル「GA-X79-UD3」が登場した。
実売価格は前者が39,980円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)、後者が24,980円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)
発売されたX79マザーボードはこれで5メーカー、11種類となっている(既に発売済みの製品は別記事参照のこと)。
●ゲーム向けLANチップやCreative製サウンドチップを搭載
G1.Assassin2はIntel X79 Expressチップセットを搭載したE-ATXフォームファクタのLGA2011マザーボード。3月に発売されたLGA1366対応モデル「G1.Assassin」と同様に、Bigfootのオンラインゲーム向けLANチップ「Killer E2100」や、Creativeのサウンドチップ「20K2」などを搭載するというゲーマーを意識したハイエンド設計が特徴だ。
G1.Assassinではマシンガン風デザインの冷却システムも特徴的だったが、G1.Assassin2でもピストル型とバレル(銃身)型という「好戦的なデザイン」(同社)のヒートパイプを搭載。バレル型ヒートパイプには、実際のバレルのフルーティングに似た技術を用いており、最大の放熱性能を可能にしたという。
また、CPUとメモリへの電源供給を、ハードウェアとソフトウェアによりデジタル制御するという「3D POWER」や、32bitカラーで表示されるグラフィカルなUEFI BIOSインターフェイス「3D BIOS」を搭載しているのも特徴。
3D BIOSの「3Dモード」ではマザーの写真が画面に表示され、BIOSの設定により変更された部分が示されるという一風変わった機能も実現されている。このほか、広範囲の設定が可能な「アドバンス・モード」も用意されている。
スロット数はPCI Express x16×3(x16モード×2、x8モード×1)、PCI Express x1×2、PCI×1、DIMM×4(DDR3 2133/1866/1600/1333/1066、最大32GB)。PCI Express x16スロットについては3Way/2WayのCrossFireXやSLIに対応するほか、「すべてのスロットはPCI Express 3.0に準拠する」とされている。
主な搭載機能はGigabit Ethernet、6Gbps SATA(4ポート)、USB 3.0(I/Oパネル部2ポート、ピンヘッダ2ポート)、7.1チャンネルサウンド。基板サイズは305×264mm。
なお、下位モデルの「GA-X79-UD3」は、ピストル型ヒートパイプやBigfoot Killer E2100チップ、Creative 20K2チップを省略したもの。拡張スロット構成などもやや異なり、4本のPCI Express x16スロット(2本はx8動作専用)や、2本のPCI Express x1スロット、1本のPCIスロットなどを搭載している。3D POWERや3D BIOSは搭載している。
□G1.Assassin2/GA-X79-UD3(GIGABYTE TECHNOLOGY)
http://www.gigabyte.jp/products/product-page.aspx?pid=4046
http://www.gigabyte.jp/products/product-page.aspx?pid=4050□関連記事
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http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20110305/etc_gigabyte.htmlGIGABYTE G1.Assassin2 [撮影協力:ドスパラパーツ館とツクモパソコン本店とフェイス 秋葉原本店とTSUKUMO eX.]