【 2011年12月10日 】
LGA2011 Xeonに対応するマザーが初登場
SSDをキャッシュに使う独自機能も搭載

 未発売のLGA2011版Xeonに対応したマザーボードが初登場、ASUSの「P9X79 WS」が発売された。実売価格は39,980円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

 P9X79 WSはIntel X79 Expressチップセットを搭載したLGA2011マザーボードで、、Core i7シリーズに対応するほか、未発売のLGA2011版Xeonへの対応をうたっているのが特徴。


 LGA2011版Xeonについては、8コア/16スレッドCPUの「Xeon E5」シリーズ(Sandy Bridge-EP)の存在がIDF 2011で明らかにされているが製品の正式発表はされておらず、ショップの入荷時期なども現時点では不明だ。

 拡張カード用スロットはPCI Express x16スロットのみを6基装備し、4-Way SLI/Quad CrossFireXやPCI Express 3.0のサポートもうたわれている。メモリスロットはDIMM×8(DDR3 2400/2133/1866/1600/1333/1066、最大64GB)で、「対応CPUの搭載時はECCメモリも使用可能」(代理店のユニティ)という。

 また、独自機能としては、SSDをキャッシュとして使うことでHDDへのアクセス性能を高めるという「ASUS SSD Caching」、システムを起動させずにUSBメモリからBIOSの書き換えが行なえる「USB BIOS Flashback」などが搭載されている。

 主な搭載機能はGigabit Ethernet(2ポート)、6Gbps SATA(2ポート)、IEEE 1394、USB 3.0(I/Oパネル部2ポート、ピンヘッダ2ポート)、8チャンネルサウンド。

 ただし、フォームファクタはATXより大型のSSI CEBを採用しているため、PCケース選びには注意が必要だ。基板サイズは304.8×266.7mm。


□P9X79 WS(ASUSTeK Computer/ユニティ)
http://www.asus.com/Motherboards/Intel_Socket_2011/P9X79_WS/
http://www.unitycorp.co.jp/asus/motherboard/intel/lga2011/p9x79_ws/

□関連記事
【2011年12月9日】ASUSTeK、LGA2011版Xeon対応のIntel X79マザー「P9X79 WS」(PC Watch)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20111209_497017.html
【2011年10月24日】IDF 2011サンフランシスコから、サーバー向け次期メインストリームCPU「Xeon E5」を見る(仮想化道場/クラウド Watch)
http://cloud.watch.impress.co.jp/docs/column/virtual/20111024_484831.html


ASUS P9X79 WS

[撮影協力:PC DIY SHOP FreeTツクモパソコン本店ソフマップ 秋葉原 リユース総合館クレバリー1号店]

※特記無き価格データは税込み価格(税率=5%)です。