音声ガイドも搭載、使いやすさもウリとするセキュリティ機能付きHDDクレードル「EZSAVE LOCKDOCK（EZ-LD35）」がSkydigital（エスエンピーネット）から発売された。

　日本語表示の有機ELパネル＋タッチ操作による操作機構や、万一の際に利用できる「マスターキー」など、凝った機構も特徴だ。接続インターフェイスはUSB 3.0対応で、実売価格は12,800円前後（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。

●音声ガイド＋日本語表示
　入力はタッチパネル

　また、なかなかユニークなのがHDDの接続状態などを音声でガイドする機能。HDDの着脱時には「接続しました」「接続を解除しました」という音声が流れるほか、「パスワードが違います」「ハードディスクがありません」という音声も用意されている。

　操作用の有機ELパネルは日本語メッセージも表示でき、こうした製品ではありがちな「操作ハードルの高さ」を下げる工夫がされている。なお、音声ガイドを警告音に変更したり、音量を調節したりすることも可能だ。

　暗号化機能としては、暗号化方式にAES 256bit XTSを採用、そのままHDDを取り外して他のPCに接続しても、データを読み出すことはできない。暗号化は本体内のハードウェアで行なわれるため、PCへの暗号化ソフトの導入は不要、また速度低下もないという。本体1台で最大50基までのHDDの暗号化が行なえる。

　また、初回のパスワード設定時には16桁の「マスターキー」が自動生成され、テンキー上部の液晶画面に表示されるので、メモを取るなどして保管する必要がある。同社によれば、マスターキーは、本体が損傷するなどしてHDDにアクセスできなくなった際に、HDDのデータ復旧を同社サポートセンターに依頼する時に使用するという。

　HDDの温度や使用時間などのステータスを表示する機能も備えている。

　本体サイズは幅121×高さ76×奥行き116mm、重量は185g。付属品は2.5インチHDDブラケット、USB 3.0ケーブル、ACアダプタ、クリーニングクロスなど。

　なお、同社によれば「暗号化の関係でHDDのホットスワップには対応しない」という。HDDの着脱は、このクレードルの電源を切った状態で行なう必要があるとしている。

□EZSAVE LOCKDOCK（エスエンピーネット）
http://www.skyok.co.jp/product.php?code=612

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【2011年7月16日】Skydigital EZSAVE LOCKDOWN(EZ-LD25)（今週見つけた新製品）
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Skydigital（エスエンピーネット） EZSAVE LOCKDOCK（EZ-LD35）

[撮影協力:ソフマップ 秋葉原 リユース総合館とテクノハウス東映]