【 2012年2月9日 】
大型ソーラーパネルも外付けできる大容量UPSが店頭デモ中

 別売りのソーラーパネルと組み合わせて「自給自足」も可能というBBJハイテックの大型バッテリーユニット「E-TANK 正弦波出力タイプ(ET300F)」の受注販売をオリオスペックが開始した。同店では試作品のソーラーパネルと組み合わせての展示やデモも行なわれている。

 実売価格は248,000円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。納期は受注の約1週間後で、メーカーから直送されるとのこと。また、オプションのソーラーパネルも近日販売を開始する予定という(価格未定)。


●容量は864Wh、晴天なら2〜3日でフル充電可能
 USBバスパワーも出力可能

 この製品は、その名の通り正弦波出力に対応した容量864Whの大型バッテリーユニット。

 AC100V出力(300W/瞬間最大500W)やDC12V出力(150W/12.5A)のほか、USB 5V出力(5W/1A)も可能で、幅広い用途に対応できるのが特長。出力周波数を50Hz/60Hzに切り替えられるのもユニークだ。

 本体前面には出力端子としてAC100Vの3Pコンセント(2基)やDC12Vのシガーソケット(1基)、USBポート(2基)が装備されている。

 また、オプションとしてソーラーパネルが用意されているのも特徴。ソーラーパネルはたたみ一畳分ほどの面積で、同店によれば「晴天なら2〜3日でET300Fを満充電できる」という。

 ソーラーパネルにはパネル設置用の架台や電源ケーブル、コンバーターなどが含まれる。同店によれば、価格はソーラーパネルが約12万円、架台/ケーブル/コンバーターのセットが約4万円。電源仕様に関しては「48V出力で、発電能力は230Wと聞いている」(同店)という。

 なお、同店のデモで使われているソーラーパネルは試作品で、パネルの大きさは実際の製品の6分の1程度とのこと。

 もちろん、ET300Fは家庭用コンセントからの充電も可能。本体前面にはソーラーパネルや風力発電機、車載バッテリーなどからの充電に使用できるDC12V入力端子も用意されている。

 本体サイズは高さ350×幅370×奥行き400mm、重量は32Kg。バッテリーは鉛蓄電池で、性能は12V/72Ah(5Hr)。充電時間の目安は約7時間。


□E-TANK 正弦波出力タイプ(BBJハイテック)
http://www.bbj-hitech.com/etank.html
http://www.bbj-hitech-direct.com/products/detail.php?product_id=4

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BBJハイテック ET300F

[撮影協力:オリオスペック]

※特記無き価格データは税込み価格(税率=5%)です。