GeForce GTX 680の下位モデル「GeForce GTX 670」を搭載したビデオカード。メーカーはGALAXY Microsystems。 GeForce GTX 670(以下GTX 670)は、GeForce GTX 680(以下GTX 680)と同じく28nmプロセスで製造されるKeplerアーキテクチャのGPU。 192のCUDAコアと16のテクスチャユニットによるストリーミングマルチプロセッサ(SMX)を複数用いて構成されるほか、Direct X 11やPCI Express 3.0をサポートするといった基本部分はGTX 680と同様だが、SMXの数は8から7へと減少している。 これにより、CUDAコア数は1,536から1,344へ、テクスチャユニット数は128から112へそれぞれ減少。一方、メモリ面のスペックはGTX 680と変わらず、256bit幅のGDDR5メモリインターフェイス(最大2GB)を備える。ROPユニット数もGTX 680と同じ32。 また、自動オーバークロック機能「GPU Boost」も搭載する。リファレンスモデルのコアクロックは通常915MHz、Boost時980MHz。メモリクロックは1,502MHz(データレート6,008MHz)。 GALAXY Microsystems製のモデルはオリジナルクーラー搭載のオーバークロックモデルと通常モデルが発売されており、オーバークロックモデルはコアクロックが1,006MHz(Boost時1,058MHz)にオーバークロックされている。 □関連記事 【2012年5月10日】 GeForce GTX 670ベンチマークレビュー(PC Watch) http://pc.watch.impress.co.jp/docs/topic/feature/20120510_531576.html 【2012年3月22日】NVIDIA製GPUの新アーキテクチャ「Kepler」登場、最上位「GTX 680」が発売に http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20120324/etc_nvidia.html
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