【 2012年7月13日 】 | |
AndroidタブレットもフルHD時代に、Acer製品が直輸入 |
1,920×1,200ドット表示対応、フルHD動画も表示できるAcerのAndroidタブレット「ICONIA TAB A700」が一足早く登場、海外版のブラックモデル「A700-10k32u」がJan-gle 秋葉原本店で販売中だ。
発売されたのはフラッシュメモリ32GB内蔵版で、実売価格は45,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。ちなみに国内版は20日(金)発売予定。想定売価は44,800(16GBモデル)〜47,800円(32GBモデル)と発表されている。
●フルHDに対応した初のAndroidタブレット
CPUはTegra 3
ICONIA TAB A700は10.1インチディスプレイやクアッドコアのNVIDIA Tegra 3(T30S 1.3GHz)、Android 4.0を搭載したタブレット端末。従来モデルのICONIA TAB A500(1,280×800ドット)などと同じ10.1インチサイズながら、フルHD(1,920×1,080ドット)を超える1,920×1,200ドットの高解像度を実現している。
言語/国選択の画面
付属ACアダプタの本体側プラグフルHD超の解像度のタブレットとしては第3世代iPad(2,048×1,536ドット)もあるが、Android搭載製品を店頭で確認したのは初めて。日本エイサーは「フルHD対応のAndroid 4.0タブレットは日本初」としている。
A700-10k32uの主なスペックは、本体サイズが高さ10.95×幅260×奥行き175mm、重量が約667g、搭載メモリがLPDDR2 1GB、ストレージ32GB。主な搭載機能は5メガピクセル背面カメラ、1メガピクセル前面カメラ、GPS、無線LAN(IEEE 802.11b/g/n)、Bluetooth 2.1+EDR、Micro USB、Micro HDMI、microSDカードスロット。
また、サウンドに関してはドルビーデジタルプラスに対応しているのも特徴。HDMI接続時に5.1ch出力できるとされている。
ただし、日本語への対応については、初期起動時に表示される「Welcome」画面の「Select Language」では「Japan」は選択不可能、「Select Country」では「Japan」は選択可能、という状態になっている。同店は「日本語環境はノーサポート」としている。
付属品は充電用ACアダプタなど。なお、このACアダプタのタブレット側のコネクタはMicro USBに似た形状だが、他の機器のMicro USBポートに挿すことはできなかった。
また、このACアダプタの出力電圧/電流は12V/1.5Aと、一般的な5VタイプのACアダプタより電圧が高いが、同店によれば「普通のMicro USBケーブルでも充電は可能」という。
□ICONIA TAB A700(Acer/日本エイサー)
http://us.acer.com/ac/en/US/content/series/iconia-tab-a/iconiataba700
http://www.acer.co.jp/ac/ja/JP/content/models/iconia-tab-a/iconiataba700
□プレスリリース
http://www.acer.co.jp/ac/ja/JP/press/2012/41435□関連記事
【2011年4月23日】アキバの直輸入タブレットもAndroid 3.0に、Acer製品が販売中
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20110423/etc_acer.htmlAcer ICONIA TAB A700 [撮影協力:Jan-gle 秋葉原本店]