Amazonの電子書籍用端末「Kindle」シリーズの新モデル。販売されているのは7インチ/ストレージ16GBモデル。 この製品は、2011年秋に登場した「Kindle Fire」の上位モデルで、搭載するデュアルコアCPUとIPS液晶パネルが強化されたのが特徴。 Kindle Fireは、クロック1.2GHzの「OMAP4430」と1,024×600ドット液晶を搭載していたのに対し、Kindle Fire HDでは、7インチモデルで1.2GHzの「OMAP4460」と1,280×800ドット液晶が搭載されている。 液晶パネルについては品質も向上。ワイド偏光フィルタとカスタム積層タッチセンサーの採用により、従来品より光沢を25%を抑えたほか、深いコントラストなどを実現したという。また、タッチセンサーも従来の2点タッチから10点タッチ対応へと向上している。 今回登場した製品の主なスペックは、本体サイズが193×137×10.3mm、重量が395g、主な搭載機能は無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n)、Micro USB、Micro HDMI、環境光センサー、加速度センサー、ジャイロスコープ。 なお、Kindle Fireは、米国Amazonなどのアカウントを登録する必要があり、未登録状態では利用できないコンテンツやアプリが存在する。Webブラウザやメディアプレイヤーなどは未登録状態でも利用できる可能性があるが、詳細については未確認。 □関連記事 【2011年11月19日】Amazonタブレット「Kindle Fire」が直輸入で登場 http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20111119/etc_amazon.html
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