【 2012年11月8日 】 | |
スマホ向けの「塗る液晶保護シート」が登場、 乾くまで1日 |
コーティングシート「スマートフォンの液晶に塗布することで画面を保護できる」というDynaflo製コーティングシート「LIQUID-ARMOR」がワイドワークから発売された。シートで画面を拭くようにしてコーティング剤を塗布し、効果は6ヶ月間持続するという。
シート4枚入り、2枚入り、1枚入りの3タイプが販売中で、実売価格は順に1,590円、890円、590円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
●保護性能は「一般的な液晶保護フィルムの2倍」
LIQUID-ARMORは、ナノコーティング技術を採用したというスマートフォン・タブレット向けのディスプレイ保護剤。
塗布中
塗布直後(時計表示の下は未塗布)
塗布方法
乾いた後にふき取るクロスDynafloによれば、一般的な液晶保護フィルムの2倍の保護性能を持ち、画面に塗ることでホコリや汚れ、引っかき傷などから守れるほか、帯電防止性、耐候性も持つという。また、タッチスクリーンの感度向上や、鮮明な画面表示も実現するとしている。
付属の日本語マニュアルよれば、保護性能については「通常起こり得る磨耗」などから保護するもので、「砂や鋭い物、研磨剤を意図的に接触させた場合は傷を付ける可能性がある」という。
●乾くまで1日
使用方法は、「コーティングシートで画面を拭くようにして塗るだけ」というシンプルなもの。
ただし、塗るにはコツが要るようで、マニュアルには「ガラス面に対して一方向にゆっくり塗布する」「コーティング剤が均等に行き渡るまで10〜20秒間塗る」「円状に塗ることは避ける」といった塗り方や注意が記されている。
そして、コーティング剤が乾くまでは24時間必要とのこと。マニュアルによれば、塗布したコーティング剤は24時間かけて固まり、その後、付属のクロスで拭くことで完成するという。
効果の持続期間は最大6ヶ月。「3ヶ月ごとに塗り直すと最良の効果が得られる」(マニュアル)という。
なお、編集部で購入し、実際に使ってみたが、塗布後1時間経過現在、コーティング剤を塗った箇所と塗っていない箇所の見分けはほぼ付かない。また、シートは湿っており、アルコール臭が感じられた。マニュアルでは「引火性があり、火気厳禁」などとされているので、扱いには要注意だ。
□LIQUID-ARMOR(Dynaflo)
http://www.dynaflousa.com/product_info.php?products_id=140
□ワイドワーク
http://www.widework.co.jp/ワイドワーク LIQUID-ARMOR [撮影協力:パソコンショップ アーク]