(2013/10/26 23:50)
- ※このページにおける価格などは、編集部が店頭表示を独自に調査したものです。
この価格で販売されることを保証するものではありません。
実際の販売価格は変動しますので、購入時に各ショップ店頭にてご確認ください。 - ※特記無き価格情報は税込み価格(税率=5%)です。
価格(円) | ショップ | 備考 |
---|
Seagate製SSDのエンタープライズ向け製品「600 Pro SSD」。高い耐久性と低TCOがうたわれているほか、保証期間が5年と長いのが特長。
販売されているのは、容量が100GB、120GB、200GB、240GB、480GBの5モデル。なお、このほか400GBモデルがある(全6モデル)。
600 Pro SSDは、データセンターやクラウドサーバーなどの用途に向けた2.5インチ/7mm厚SSDで、先々週に登場したノートPC向けモデル「600 SSD」以上のシーケンシャルアクセス性能と耐久性がうたわれている。
公称のシーケンシャルアクセス性能(最大値)を600 SSDと比較すると、リード500MB/→520MB/s、ライト400MB/s→450MB/sとアップ。
ただし、ランダム4KBアクセス性能(最大値)については、リードは80,000IOPS→85,000IOPSとアップしているが、ライトは480GB/240GBモデルの場合で11,000IOPS、400GB/200GBの場合で30,000IOPSと、600 SSD(70,000IOPS)より低い。
同社によれば、これは600 Pro SSDが持つ「作業負荷I/Oレベルに基づいて消費電力を自動調整する」機能によるものという。600 Pro SSDでは、TCO(Total Cost of Ownership、システム維持などに必要な総コスト)の削減に主眼が置かれており、同社は「エネルギーコストを削減しつつ、ワットあたりのIOPS値を最大化する」としている。
一方、耐久性は高く、600 SSDの保証期間内(3年間)の最大ライト量は72TBだが、600 Pro SSDの保証期間内(5年間)の最大ライト量は、200GBモデルの場合で520TB(参考値:単純3年間換算で312TB)で、400GBモデルに関しては1,080TB(同648TB)という高い数値がうたわれている。
ただし、240GBモデルは134TB(同80.4TB)で、120GBモデルに関しては24TB(同14.4TB)と非常に低い。
搭載NANDフラッシュはMLCタイプ。インターフェスは6Gbps SATA。本体サイズは高さ7×幅70.1×奥行き100.45mm、重量は100g。