今週見つけた主な新製品　(2013年11月2日)

　 Haswell版Xeonに対応したASRock製のMini-ITXマザーボード「E3C226D2I」が発売。搭載チップセットはC226。Haswell版Xeon用チップセットを搭載したMini-ITXマザーボードは、ASUS P9D-I(C222搭載)に次いで2製品目。

　主な搭載デバイスは、ASPEED AST2300(VRAM 16MB)によるVGA出力、1000Base-T LAN(2ポート)、IPMI接続用LAN(1ポート)、6Gbps SATA（6ポート）など。DVIやHDMIなどのデジタル映像出力ポートや、サウンド機能は備えていない。

　なお、CPUはCore i7/i5/i3なども使用可能とされている。

　 Celeron 1037Uを搭載したGIGABYTE製のマザーボード。Celeron 1037U搭載Mini-ITXマザーボードはGiada N70E-DR V2に次いで2製品目。

　チップセットはHM70で、搭載されている冷却機構はファンレス仕様。

　主な搭載デバイスは、HDMI/VGA出力、デュアル1000Base-T LAN、サウンド、6Gbps SATA（1ポート）、3Gbps SATA（2ポート）、eSATA、IDEなど。

　 SAPPHIREのOCビデオカード「TOXIC」シリーズのRadeon R9 270X搭載ビデオカード。搭載メモリはGDDR5 2GB。

　動作クロックはコア1,100MHz(ブースト時1,150MHz)/メモリ6,000MHz。搭載クーラーは同社オリジナルデザインの「Tri-X」。

　 オーバークロック仕様/メモリ容量4GBのZOTAC製GeForce GTX 760ビデオカード。

　動作クロックはコア993MHz(ブースト時1,059MHz)/メモリ6,008MHz。

　 SilverStone製のUSB接続対応DAC。

　D/AコンバータチップはTI PCM1798、オペアンプはTI NE5532。

　入力はUSB、同軸デジタル、光デジタルの3系統。出力はRCA×1系統。

　 Seagate純正SSD「600 SSD」シリーズのリテールパッケージモデル。容量別に120GB/240GB/480GBの3モデルが発売されている。

　スペックは先行して発売されているバルク版と同じで、公称転送速度はリード500MB/s、ライト400MB/s、搭載NANDフラッシュはMLCタイプ。インターフェイスは6Gbps SATA、厚さは7mmとなっている。

　メーカー保証は3年間。

　 SeagateのハイブリッドHDD「SSHD」の4TBモデル。ハイブリッドHDDとしては最大容量のモデルとなる。

　3.5インチHDDの容量が4TBに到達して久しいが、ハイブリッドHDDの4TBモデルを店頭で確認したのはこれが初めて。1万6千円前後で購入できる普通の4TB HDDよりやや高いものの、記録容量の大きさと高速性の両方を重視したい向きには注目の製品と言える。

　ただし、公称の性能値は従来の1TB/2TBモデルより若干低く、1TB/2TBモデルと4TBモデルとを比較すると、ドライブ全域の平均リード速度が156MB/s→146MB/s、最大連続データ転送速度が210MB/s→180MB/sとなる。NANDフラッシュ部の平均転送速度は従来同様の190MB/s。

　搭載NANDフラッシュはMLCタイプで、容量は8GB。インターフェイスは6Gbps SATA。その他の主なスペックは、キャッシュ容量64MB、ディスク枚数4、ヘッド数8、本体サイズが高さ26.11×幅101.6×奥行き146.99mm、重量610g。

　 640GBの東芝製2.5インチSATA-HDD。

　 パイオニア製Blu-rayドライブの新モデル。BDXL対応/ハニカム筐体採用の「BDR-209XJ/XJBK」(カラーは2色)と、BDXL非対応の「BDR-209BK」の2製品が、ソフトの有無や色の違いで都合6モデルラインナップされている。

　両者共通の主な書き込み速度はBD-R 16倍速、DVD±R 16倍速など。PCとの接続インターフェイスはSATAが採用されている。

　発売されているのはバルク版。

　 ケース本体にUSBケーブルが収納できる2.5インチSATA-HDD用外付けケースの新モデル。メーカーはエアリア。

　同社の外付けケース「S253」の新タイプで、新たにUASPへの対応がうたわれている。PCとの接続インターフェイスはUSB 3.0で、7mm厚のSSD/HDDが搭載できるように、厚み調節用のスポンジテープが付属している。

　 Thunderbolt接続のRAIDケースの新モデル。メーカーはAreca。Thunderboltの他に、USB 3.0でも接続可能。

　ストレージは3.5/2.5インチHDD/SSDを4台まで搭載可能で、対応RAIDレベルはRAID 0/1/1E/3/5/6/10などに対応。Sigle DiskモードやJBODなどでも使用できる。

　対応OSはWindows 7/8、Mac OS X 10.6.x/10.7.x/10.8.xなど。なお、「USB 3.0接続時はRAIDアレイの構成などに制限がある」(ショップ)という。

　 ミニチュアカーの形をしたUSBメモリの新モデル。車種はフォルクスワーゲンの「Beetle」と「Microbus」の2種で、デザイン・カラー違いで4モデルずつ発売されている。

　全モデルともメモリ容量は4GB。

　 実売価格が9,980円と安価な9.7インチAndroidタブレット。メーカーはLeader Internationalで、搭載OSはAndroid 4.0。

　最近のタブレットと比較すると性能は低めだが、1万円を切る10インチクラスのタブレットは珍しい。

　主な仕様は、ディスプレイ解像度が1,024×768ピクセルで、液晶パネルがIPS、搭載CPUがSAMSUNG A8 SCC110 1GB、搭載メモリが512MB、ストレージ容量が512MBなど。4GBのmicroSDカードが標準で搭載されている。

　本体サイズは幅244×高さ189×奥行き11.7mmで、重量は約650g。

　技適マークの有無に関しては不明。

　 アーキテクチャを一新、大きく性能が向上した新型Atom「Bay Trail-T」を搭載したASUSの合体式Windows 8.1タブレット。実売価格は4万円台と、10インチタブレット兼ノートPCとしては比較的安価。

　この製品は、新型Atom「Z3740」やグレアタイプの10.1インチIPS液晶ディスプレイ（1,366×768ドット）、メモリ2GB、Windows 8.1 32bitなどを搭載したタブレット端末。

　付属のキーボードドックと組み合わせればノートPCスタイルで使用可能となっている。

　搭載しているAtom Z3740は、動作クロックが通常1.33GHz/ブースト時1.86GHzで、コア数は4、キャッシュ容量は2MB。対応メモリはLPDDR3-1066（デュアルチャネル対応）で、最大メモリは4GB。GPUコアクロックは定格311MHz/ブースト時667MHz。設計の目安となる「SDP」（シナリオ・デザイン・パワー）は2W（TDPは非公開）。

　今回発売されたモデルはストレージ32GB(eMMC)/HDD非搭載/Officeなしのタイプで、姉妹モデルとしては、ストレージ32GB/HDD 500GB/Officeありモデル「T100TA-DK532GS」や、ストレージ64GB/HDD 500GB/Officeなしモデル「T100TA-DK564G」もラインナップされている。

　搭載デバイスは、タブレット側が無線LAN（IEEE 802.11a/b/g/n）、Bluetooth 4.0、microSDカードスロット、Webカメラ（126万画素）、Micro USB、Miro HDMIなど。キーボードドック側にはUSB 3.0ポートが搭載されている。

　本体サイズと重量は、タブレットが幅263×奥行き171×高さ10.5mm、重量0.55kg、キーボードドックが幅263×奥行き171×高さ13.1mm、重量0.52kg。

　 Lightning/Dock/micro USBコネクタなどに対応した3又のUSB変換ケーブル。Dockコネクタは裏面にひっくり返すと、GALAXY Tab用の充電コネクタとして利用できる。

　パッケージによると、Lightningコネクタのみ充電・同期が可能で、それ以外は充電専用になるという。

　 「iOS 7対応」(ショップ)というiPhone 5/5s用バッテリー内蔵ケース。バッテリー容量は2,200mAh。

　「iOS 7.0.3で動作を確認している」(ショップ)というモデルで、ホワイト(プラスチィック)とブラック(ラバーコーティング)が発売されている。

　 iPhone 5でもテレビ視聴ができるLightningコネクタ搭載のワンセグチューナー。メーカーはバッファローで、iPhone 5の他に5s/5c、第5世代iPod touch、iPad miniなども対応している。

　iPhone向けのワンセグチューナーは、これまでDockコネクタタイプのものが発売されていたが、Lightningタイプのモデルを確認したのは今回が初めて。

　iPhoneなどの本体下部に直結して使用する製品で、電源はiPhone側から供給される仕組み(約5時間の連続視聴が可能)。番組の視聴・録画は専用アプリを利用する。

　チューナー本体下部にmicro USBケーブルが接続可能で、チューナーを取り外すことなくiPhoneの充電を行える。

　 iPad/iPhoneのLightningコネクタに接続できるキーボード。メーカーはMACALLYで、代理店はITランナー。

　iPadなどのiOS端末に直結できる有線キーボードについては、これまでにDockコネクタ対応製品が登場しているが、今回の製品は第4世代iPadやiPhone 5などのLightningコネクタ搭載機器に接続が可能。

　パッケージには、MFiライセンスプログラムへ参加していることを示す「Made for iPod/iPhone/iPad」ロゴも付いている。

　キーボードには、ホームボタンや画面ロック、再生/一時停止などの機能キーのほか、スクリーンショットキーも搭載。接続したiOS端末のバッテリー低下を示すLEDも備えている。本体はバッテリー不要。

　対応端末は第4世代iPad、iPad mini、iPhone 5、第5世代iPod touch。キーはパンタグラフ式で、キーピッチは19mm。iPadを立て掛けられるスタンドが付属する。

　 BlackBerry Z30用のソフトケース。本体カラーはブラック。

　アンチグレアタイプの液晶保護シートも同時に発売されている。

　 Xperia風デザインの“ポータブルワイヤレスサーバー”。メーカーはソニーで、ワイヤレスストレージやモバイルバッテリーとして使用できる。カラーはパープル、ブラック、ホワイトの3種類。

　この製品は、スマートフォンなどのAndroid端末や、PCなどと組み合わせて使用するモバイルバッテリー兼ストレージアダプタ。本体はサイズが70.9×143.4×8.9mmとスリムで、Xperiaなどのスマートフォンを彷彿させるデザイン。本体は樹脂製。

　本体に接続したUSBメモリやUSB HDD、SDカードに、無線LAN経由で端末からアクセスできるほか、DLNAサーバーも搭載。液晶テレビなどのDLNA対応機器で、ストレージ内の動画や音楽などを再生することができる。「nasne」やBDレコーダーから録画番組を転送する「おでかけ転送」もサポートしている（SeeQVault対応SDカードが必要）。

　また、容量3,000mAhのバッテリーを搭載しており、スマートフォンなどへの充電も行なえる。「給電専用モード」も備え、無線LANやストレージ機能をオフにする一方で、最大1.5Aの高出力が可能となる（通常は500mA）。

　このほか、NFCも搭載しており、対応端末を本体にタッチすることで無線LAN接続と専用アプリの起動が自動的に行なわれる。

　本体側面には電源ボタン、USBホスト端子（標準A）、Micro USB端子、SDカードスロットが装備。無線LANはIEEE 802.11b/g/n準拠（2.4GHz）。内蔵バッテリーへの充電に必要な時間は約8時間、使用可能時間は約10時間（SDカード内のMP3ファイルを再生した場合）。重量は約135g。

　Android端末からのアクセスには、専用アプリ「File Manager」を使用する。Windows/Mac OS X環境からもアクセス可能で、またUSB接続のSDカードリーダーとしても使用できる。

　対応OSはAndroid 4.0.3以降、Windows 8/7/Vista/XP、Mac OS X 10.6以降。iOSについては「対応時期未定」とされている。

　 アルミ筐体を採用した容量12,000mAhのモバイルバッテリー。メーカーはCellevo。

　USB出力ポートは2つ用意されており、2.1A出力と1A出力が可能。パッケージにiPhone 5s/5cへの対応がうたわれているが、Lightningケーブルは別売りなので要注意。

　また、バッテリー本体を高速に充電できるように、入力ポートは2Aに対応。本体の充電時間は約5〜6時間とされている。

　 1.3インチ液晶を搭載した小型のビデオカメラ。発売元はサンコー。

　本体サイズは幅47×奥行き47×厚さ16mmで、撮影解像度は1,281×960ピクセル(30fps)。動作検知機能も備えている。

　本体メモリは非搭載で、最大16GBのmicroSDHCカードが装着可能。

　 人気ミリタリーFPSゲーム「Battlefield 4」デザインのゲーム向けPC周辺機器。メーカーはRazerで、USBキーボード、USBマウス、ヘッドセット、マウスパッドの4製品が発売されている。

　これまでにRazerから発売された入力デバイスがベースになっており、本体にゲームロゴなどがデザインされているほか、ゲームをイメージした本体カラーになっている。

　なお、Battlefield 4の国内版は来週7日(木)に発売予定。

　 本体左側に9個のマクロキーを備えたCORSAIRのUSBゲーミングキーボード。

　MMO/RTSゲーム特化型とされるモデルで、合計で15のボタンを備えるほか、本体側にメモリを備え、6つのプロファイルを登録可能。

　搭載センサーはAvago製ADNS-9800レーザーセンサーで、最大解像度は8,200DPI。カラーはホワイトとブラックの2色。

　 手持ちのキーボードを外国語キーボードに変えるキートップ用シールセット。発売元は上海問屋で、言語は中国語、アラビア語、ロシア語、フランス語、タイ語、スペイン語、トルコ語の7種類が用意されている。

　この製品は、キートップに貼ることで他言語のキーボードに仕立てられるというシールセット。適切なキートップにシールを貼り、OSで言語設定を変更すれば、キーボードを買い替えることなく別の言語で入力できるようになる。

　店頭で英語以外の外国語キーボードを入手するのは困難だが、この製品を使えばそうした悩みも解消できる。ノートPCでも簡単に使用言語が変えられるのもメリット。

　ちなみに、上海問屋は「外国語を勉強中で、キーボードでもタイピング練習をしたい方や、来日後、日本語キーボードに戸惑っている外国の方にも」などと用途を提案している。

　シール1個のサイズは横10×縦12mm。シートサイズは横180×縦65mm。

　 高さ21mmという薄型のAkasa製CPU。国内発売元はアイネックス。

　この製品はLGA1150/1155/1156/775対応のCPUクーラーで、高さが21mmと非常に薄いのが特徴。

　高さ20mm台の薄型CPUクーラーとしては、Zalmanの「CNPS2X」（27mm）、G-Alanticの「SK1155LF45AC」（23.5mm）などの製品がこれまでに登場しているが、今回の製品はそれら以上にスリム。

　対応TDPは不明だが、パッケージには「Core 2 Duo、Core i3、Core i5対応」との記載がある。また、バックプレートが付属し、固定には本体の四隅にあるスプリングネジを用いる。

　ヒートシンクはアルミ製。本体サイズは85.2×87.2×21mm、重量は154g。冷却ファンサイズは80mmで、回転数は600〜3,000rpm、最大風量は23.45CFM、ノイズレベルは30.75dBとされている。電源コネクタは4ピン（PWM対応）。

　 上面に240mmサイズの水冷ラジエーターを搭載できるENERMAX製ATXケース。カラーはホワイトとブラックの2色で、電源は別売り。

　側面パネルはアクリル窓付きで、3段階のファンコントロールが可能な12cmファンが前面に搭載されている。

　電源は別売り。

　 前面メッシュ仕様のSunnytec製ATXケース。電源は別売りで、カラーはブラックとホワイトの2色。

　天面につまみ式のファンコントローラが用意されている。

　 Fractal DesignブランドATX電源の新モデル。代理店はアスク。

　ホワイト筐体で80 PLUS PLATINUM認証の1,000Wモデル、80 PLUS GOLD認証の650Wモデル、80 PLUS BRONZE認証の750Wモデル、80 PLUS BRONZE認証の500Wモデルの計4製品が発売されている。1,000Wモデルのみ内部ケーブル着脱式。

　 実売価格が248,000円で、解像度2,560×1,600ドット(WQXGA)のNEC製29.8インチ液晶ディスプレイ。

　グラフィックス分野向け「PAシリーズ」に属するモデルで、今回のモデルではバックライトに新方式の白色LED「GB-R LED」を採用することで、旧PAシリーズよりも長寿命化、液晶表面低温度化がされた他、起動後に利用可能になるまでの時間が短縮されているという。

　また、27インチ/WQHDの「MultiSync LCD-PA272W/W-BK」も同時に発売されている。

　 GIGABYTEのゲーミングマザーボード「G1-Killer」向けの交換用オペアンプセット。

　Burr-Brown OPA2111KP、Linear Technology LT1358CN8、Analog Devices AD827JNZがセットになっている。