今週見つけた新製品

製品ジャンル:リムーバブルHDDケース/外付けケースほか

ZOTAC RAIDbox(RAIDBOX-UD10)

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価格(円)ショップ備考
メーカー/製品名

ZOTACRAIDbox(RAIDBOX-UD10)

  • mSATA-SSD用外付けケース(USB 3.0)
  • mSATA-SSD×2台用/RAID 0・1対応
6,480パソコンハウス東映
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  2枚のmSATA SSDを内蔵し、RAID 0やRAID 1を構成できるUSB 3.0接続外付けケース。メーカーはZOTAC。

 この製品は、最大2枚のmSATA SSDをUSB 3.0接続の外付けドライブとして使用するためのケース。本体サイズは高さ13×幅77.2×奥行き120.3mmと、一般的な2.5インチHDDケースとほぼ同じで、内部には2基のmSATAスロットが用意されている。

 セッティングには工具は不要。本体のイジェクトボタンを押してカバーを開け、別途用意したmSATA SSDをスロットに装着、そして内部にあるローレットネジを締めてmSATA SSDを固定すればよい。

 RAIDモードなどの設定は基板上にあるディップスイッチとタクトボタンで行なう。ディップスイッチでモード(JBOD/BIG/RAID 0/RAID 1)を選択し、タクトスイッチを押したまま電源をON(USBケーブルを接続)すると、設定が反映されるという仕組み。

 パフォーマンスについては、ZOTACが「RAID 0構成時でリード/ライトともに350MB/s」と説明(装着したmSATA SSDなどは不明)。単純なリード速度は一般的な6Gbps SATA SSDを超えないため、「リード速度をひたすら速くしたい」というよりは、ライト速度を速くしたり、RAID 1による保護を活用する、といった目的で使うのがいいだろう。ちなみに、PC WatchがCrucial m4を装着して3月に行なったベンチマークテストでは、ピーク性能が240MB/s強という結果になっている。

 搭載チップは、台湾ProlificのUSB 3.0−デュアルSATA RAIDコントローラ「PL2775」。なお、PL2775の仕様では、SATAインターフェイスのリビジョンは3.0とされているが、データ転送速度(1.5Gbps/3Gbps/6Gbps)については明記されておらず、また製品情報でもSATAインターフェイスの仕様は明記されていない。

 電源はUSB経由で供給。製品には、電源供給も兼ねるY字USB 3.0ケーブルのほか、電源供給専用のUSB−DCケーブルも付属している。なお、前述のPC Watchによるテストでは、電源供給用のUSBコネクタを接続しなくても動作することが確認されている。

 対応OSはWindows 7/8(32bit/64bit)、Mac OS X 10.8以降、Ubuntu 12.04。