今週見つけた主な新製品　(2013年12月14日)

　 1.35V動作のDDR3L仕様でDDR3-2133対応のSO-DIMM。メーカーはG.SKILL。4GBメモリ単品のF3-2133C11S-4GRSLと、4GB×2枚セットのF3-2133C11D-8GRSLが発売されている。

　　今回発売されたG.SKILLのモデルは、低電圧駆動かつオーバークロック仕様という珍しいタイプのモデル。DDR3-2133対応SO-DIMMは通常電圧のモデルが発売されているが、1.35V動作のDDR3L仕様でDDR3-2133対応のSO-DIMMが店頭販売されるのは初めて。

　メモリのスペックは4GB×1枚、4GB×2枚セットともに共通で、レイテンシはCL11-11-11-36。第4世代Core i7/i5向けとされている。

　なお、低消費電力版Haswellを搭載したIntelのNUCやGIGABYTEのBRIXは、DDR3L以外のメモリでは動作しないことが知られているが、今回発売されたモデルがHaswell版NUCやBRIXで使用可能なのかは不明。メーカーサイトにも具体的な対応機種は記載されておらず、「第4世代Core i7/i5対応がうたわれているので動作すると思われるが、Haswell搭載NUCやBRIXで使用可能なのかは現在確認中」(ショップ)という。

　また、CPU内蔵GPUはメインメモリの速度で性能が変わるケースが存在するが、「Core i5-4250U/Intel HD Graphics 5000を搭載したD54250WYKで動作するのであれば、GPU性能を向上させられるかもしれない」(ショップ)としている。

　なお、メーカーのニュースリリースには、Ivy Bridge搭載NUC「D53427RKE」で今回のメモリを動作させた際の情報が記載されている。

　 ゲームやオーバークロックに向けた機能・パーツを多数搭載したMini-ITXマザーボード。メーカーはMSI。

　この製品は、Intel Z87 Expressチップセットを搭載したMini-ITXフォームファクタのLGA1150マザーボードで、小型マザーながらゲームやオーバークロックに向けた機能・パーツを多く備えているのが特徴。

　ゲーム向けとしては、低レイテンシを謳うGigabit EthernetチップのKiller E2200、高ポーリングレート（500〜1,000Hz）のPS/2・USBポート、600Ω対応ヘッドホンアンプやEMIシールドなどによりクリアなゲームサウンドを実現するという「Audio Boost」などが搭載。

　また、OC向けとしては、電流容量や電力効率を向上し、電力供給を安定させるという「Super Ferrite Choke」、93%の変換効率を実現するという「Hi-c CAP」などが搭載。搭載パーツに関しては、同社の品質基準である「Military Class 4」が謳われている。

　スロット数はPCIe 3.0 x16×1、Mini PCIe×1（無線LAN/Bluetoothモジュールで使用済み）、DDR3 DIMM×2（最大16GB）。

　主な搭載機能・インターフェイスはDisplayPort、HDMI、DVI、1000Base-T LAN、無線LAN（IEEE 802.11a/b/g/n/ac）、Bluetooth 4.0、6Gbps SATA（5ポート）、6Gbps eSATA、USB 3.0（I/Oパネル部4ポート、ピンヘッダ2ポート）、7.1chサウンド。

　 チップセットのヒートシンクが無く、コアがむき出しになっているMini-ITXマザーボードの新モデル。メーカーはSUPERMICRO。

　先々週発売された「X10SLV」の姉妹モデルで、主な違いは搭載チップセットがH81からQ87に変更された点、搭載する6Gbps SATAポートが2から4に増加した点など。

　主な搭載デバイスは、DisplayPort/HDMI/DVI出力、デュアル1000Base-T LAN、USB 3.0。なお、I/Oパネル部にサウンド出力ポートは無いが、HDMI出力からの音声出力が可能となっている。

　 オーバークロック仕様/オリジナルデザイン基板のGeForce GTX 780 Tiビデオカード。メーカーはGAINWARD。オリジナルデザインのGeForce GTX 780 TiビデオカードはGIGABYTEのモデルに次いで2製品目。

　搭載メモリはGDDR5 3GBで、動作クロックはコア980MHz(ブースト時1,046MHz)/メモリ7,000MHz。搭載クーラーは3スロット占有のオリジナルクーラー「Phantom cooler」が搭載されている。

　 オーバークロック仕様のGeForce GTX 760搭載ビデオカード。メーカーはASUSで、搭載メモリはGDDR5 2GB。

　動作クロックはコア1,072MHz(ブースト時1,137MHz)/メモリ6,008MHz。

　 ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼアが付属したGeForce GTX 660ビデオカード。メーカーはMSI。

　オーバークロック仕様のモデルで、「動作クロックはコア1,033MHz(ブースト時1,098MHz)/メモリ6,008MHz」(ショップ)という。

　 なぜかモバイルバッテリーが同梱されたPower ColorブランドのRadeon R9 270Xビデオカード。

　モバイルバッテリーは「PS-L41」という型番で、バッテリー容量は4,100mAh。ビデオカードにモバイルバッテリーが同梱されるという製品は珍しい。

　オーバークロック仕様のモデルで、動作クロックはコア1,060MHz(ブースト時1,100MHz)/メモリ5,700MHz。搭載メモリはGDDR5 2GB。

　 旧世代のGPUを採用するデジナビのビデオカード「IGAGURI」シリーズの新モデル。

　Radeon 9250/DDR 256MBを搭載したPCI接続のモデル、Radeon 7000/SDRAM 64MBを搭載したAPG接続のモデル、GeForce FX5500/DDR 256MBを搭載したPCI接続のモデルの計3製品が新たに発売されている。

　 オーディオテクニカ製のゲーム向けヘッドセット。オープンエア型の「ATH-ADG1」と密閉型の「ATH-AG1」が発売されている。

　同社からはこれまで、ゲーム向けヘッドホンがいくつか発売されているが、ヘッドセットタイプはこの製品が初めて。

　両モデル、53mm径のドライバを搭載しており、ATH-ADG1は開放感のある中音域が特徴で、ATH-AG1はワイドレンジで伸びのある低音が特徴とされている。マイクについては「オーディオテクニカ独自の技術を盛り込むことで、クリアな音声通信が可能」とうたわれている。

　ヘッドホンアンプ内蔵のUSBサウンドアダプタ部分は着脱可能で、ヘッドセット側の端子は4極のステレオミニプラグ(ケーブル長は1m)。

　 SteelSeriesブランドのゲーム向けUSBヘッドセットの最上位モデル。

　7.1chサウンド対応の製品で、Dolbyテクノロジーへの対応がうたわれているほか、ノイズキャンセル機能付きで本体に収納可能なマイクが搭載されている。

　 12Gbps SASに対応した初のRAIDカード。メーカーはLSI。

　12Gbps SAS対応の製品は、SSDやケーブル、RAID機能の無いインターフェイスカードはすでに発売されているが、RAIDカードの販売を確認したのは今回が初めて。

　今回登場したMegaRAID SAS 9361-8i Kitは、デュアルコア仕様の「LSISAS3108」コントローラーや、動作クロック1,866MHz、容量1GBのDDR3キャッシュメモリを搭載した内部8ポートタイプのRAIDカード。接続インターフェイスはPCI Express 3.0 x8で、対応するRAIDレベルはRAID 0/1/5/6/10/50/60。搭載コネクタはMini SAS HD（SFF-8643）×2で、LowProfileスロットに対応する。

　主な付属品は、LowProfileブラケット、Mini SAS HD to SATA fanoutケーブル×2、クイックインストールガイド。

　ちなみに、MegaRAID SAS 93xxシリーズは、今回発売された内部8ポート/ケーブル付きモデルのほかに、内部8ポート/ケーブル別売りモデルや、内部4ポートモデル「MegaRAID SAS 9361-4i」（ケーブルの有無で2モデル）、「LSISAS3008」コントローラーを搭載したエントリーモデル「MegaRAID SAS 9341」シリーズ（内部4ポートまたは8ポート）が用意されている。

　 東芝製SSDの新モデル。「Q Series Pro」シリーズに属するモデルで、同社純正パッケージの並行輸入品。容量は512GB/256GB/128GBの3つ。

　これら製品は、6Gbps SATA接続の2.5インチSSDで、10月に純正パッケージ品として登場した「Q Series」に続く製品。

　本体の厚さが9mm→7mmとスリム化したほか、公称のデータ転送速度もシーケンシャルリードが552MB/s→554MB/s、ライトが501MB/s→512MB/sと若干向上している。128GBモデルについては、重量が53g→49gと軽量化したのも特徴と言える。

　付属品は9.5mm厚用スペーサーなど。

　ショップでは、保証について「10ヶ月保証」としている。

　 東芝製3.5インチHDDを採用したMARSHALブランドのHDD。リテールパッケージモデルで、「TV録画などのAV機器向け」(同社)とされている。

　ラインナップは3TB/2TB/1TBの3つで、ディスク回転数は3TBモデルが5,940rpm、2TB/1TBが5,700rpm。キャッシュ容量は3モデル共通で32MB。

　メーカー保証は3年間。

　 オーディオ向けを意識したというファンレスの薄型NASケース。メーカーはQNA。ドライブベイは2基で、RAID 0/1にも対応している。HS-210は、本体サイズが高さ41.3×幅302×奥行き220mmという横置きタイプのGigabit Ethernet対応NAS。

　「オーディオファンの多くの反響があった」（代理店のユニスター）という「TS-119 Turbo NAS」に続くモデルで、筐体デザインが縦置きタイプから横置きタイプに一新、ドライブベイが2基に増えたほか、CPUクロックが1.2GHz→1.6GHzと向上、SDカードスロットを新設するなどスペックが強化されている。

　メモリ容量は512MBで、16GBのフラッシュメモリも搭載。ドライブベイは2.5インチ/3.5インチ対応で、ホットスワップ対応トレイが採用されている。対応するディスク構成はシングル、JBOD、RAID 0/1。

　また、本体背面にはSDカードスロット、USB 3.0ポート（2基）、USB 2.0ポート（2基）、Gigabit Ethernetポート、リセットスイッチ、電源ボタンなどを備える。

　電源は60W ACアダプタ。消費電力については、Western DigitalのWD Redシリーズを2基搭載した場合で、動作時13.71W、スリープモード時7.39Wとされている。

　 スタック対応で、HDDを側面から滑らせるように取り付けられる露出型外付けケース「スライディング裸族」のUSB 3.0ハブ搭載モデル。USBハブのポート数は3つ。

　PCとの接続インターフェイスはUSB 3.0。

　 UASPや6Gbps SATAに対応し、本体の厚みが9mmと薄い2.5インチHDD用外付けケース。メーカーはノバックで、PCとの接続インターフェイスはUSB 3.0。

　なお、搭載できるHDDは7mm厚のモデルのみ。

　 USB 3.0対応の3.5インチSATA-HDD用外付けケース。メーカーMARSHALL。

　PC電源連動機能付き。

　 SanDisk製の高速USB 3.0メモリの新モデル。容量は32GBで、64GBモデルは先週発売済み。

　パッケージに書かれた転送速度はリード245MB/s・ライト100MB/s。なお、販売店のパソコンハウス東映では、同じ型番でリード190MB/s・ライト110MB/sのモデルも販売されているため、注意が必要。

　 IGZO/IPSパネル搭載タブレットの安価モデル。メーカーはBungBungame。

　この製品は、10.1インチのIPS液晶ディスプレイ（2,560×1,600ドット）やAndroid 4.2.2、クアッドコアプロセッサのTegra 4（クロック1.8GHz）を搭載したタブレット端末。搭載メモリはDDR3 2GB、ストレージ容量は16GB。

　ディスプレイには、高精細と高い省電力性を謳うIGZO技術が採用。今回の製品ではTrue RGB技術も採用し、自然な発色を重視したほか、10時間以上という長い連続使用時間を実現したとされている。

　IGZO搭載タブレットとしては、着脱式のバッテリー内蔵キーボードドックが付属したASUSの「ASUS Pad TF701T」があるが、今回の製品はそれより2万円ほど安いのが魅力。ストレージ容量はASUS製品（32GB）の半分で、キーボードドックも付属していないが、CPUやメモリのスペックは同クラスで、また本体サイズと重量もほぼ同じ。

　このほか、AM3D技術を採用した3Dバーチャルサラウンドスピーカーや、ソニーの裏面照射型CMOSセンサー「Exmor R」を採用した1,300万画素カメラなども搭載されている。

　本体サイズは幅262×奥行き183×高さ8.9mm、重量は590g。主な搭載機能・インターフェイスは無線LAN（IEEE 802.11a/b/g/n、2.4GHz/5GHz）、NFC、Bluetooth 4.0+LE、Micro USB、ステレオスピーカー、microSDカードスロット（最大64GB）、フロントカメラ（1.2メガピクセル）、リアカメラ（13メガピクセル）、GPS。

　なお、製品パッケージはプラスチック素材で、タブレットの簡易スタンドとして利用できるようになっている。

　 Google/ASUSブランドの7インチタブレット「Nexus 7(2013)」のホワイトモデル。

　Nexus 7はこれまでブラックカラーのみが販売されていたが、今回新たにホワイトモデルが追加された格好。ホワイトなのは裏面のみで、液晶ディスプレイ側はブラックになる。

　基本仕様は従来のストレージ容量32GB/Wi-Fi版と同様。搭載CPUはSnapdragon S4 Pro 1.5GHz動作品(クアッドコア)で、搭載メモリは2GB、ディスプレイ解像度は1,920×1,200ドット。この他、500万画素背面カメラやGPS、NFCなどを搭載している。

　搭載OSはAndoroid 4.3で、Andorid 4.4へのアップデートも可能とされている。

　 Tegra 3を搭載した10.1インチのAndroidタブレット。メーカーはBungBungame。OSはAndroid 4.1.1。

　搭載CPUはTegra 3(クアッドコア/1.3GHz)、メモリはDDR2 1GB、ストレージは16GB(eMMC)、MicroSDカードスロットを搭載(最大64GB)している。ディスプレイ解像度は1,280×800ドットで、カメラは表面/裏面両方に搭載されている。本体重量は542g。

　本体と同時に保護ケースも発売されている。

　 スマートフォンで操作できる「ドロイド君風」のラジコンロボット。メーカーはThinkGeek。

　操作は専用のアプリで行う仕組みで、ロボットの腕や足、首を動かしたり、目などを発光させることができる。スマートフォンとの通信はBluetooth経由で行う。

　対応スマートフォンはiPhoneの他、Android端末もサポートしている。

　 実売価格が990円と安価なたすき掛け対応のスマートフォンポーチ。発売元は上海問屋で。カラーはブルー/オレンジ/グリーンの3色。

　たすき掛けにして持ち運びができるアウトドア向けのスマートフォン用ポーチで、表面に開閉できるジッパーが付いており、これを開く事でスマートフォンを中に入れられる。伸縮可能な素材でできており、「幅が約7cm以下のスマートフォンを入れられる」(ショップ)という。

　また、撥水加工が施されている。

　 MHL - HDMI変換けーブルの新モデル。メーカーはエアリア。

　GALAXY系の端末に接続するためのmicroUSB - 11ピン変換アダプタが付属してる。

　動作確認済みのモデルとしては、NTTドコモのSC-02/SC-03D/SC-04D/SO-02E/SO-04D/SC-06D/SC-04E/L-01D/SC-02E /D-Tab、auのISW12HT/LGL21、ソフトバンクの106SHなどが上げられている。

　 倍率50倍のiPhone 5/5s向け望遠レンズ。

　同系統のモデルでは過去に倍率20倍のモデルが発売されているが、50倍対応のモデルは今回が初めて。ショップによると「信じられないほど遠くの被写体が、信じられないほど大きく撮れる」という。なお、倍率は50倍固定。

　付属品は、本体を固定/設置するためのミニスタンド、iPhone 5/5sマウント用のケース、キャリングポーチなど。スタンドのマウント部は1/4インチネジで、レンズを市販のカメラ用三脚に装着することもできる。

　 最大10基の1A出力が可能というUSB機器向けの充電器。発売元はプラタで、最大5基の2.1A出力にも対応している。

　この製品は、スマートフォンやタブレット、携帯ゲーム機などのUSBインターフェイスを持つ機器に給電するためのアダプタ。給電専用で、ハブ機能は備えていない。

　本体表面には10基ものUSBポート（標準A）が装備されており、全10ポートに対して1Aの高出力が可能なほか、さらに高い2.1A出力モードでも5基まで使用できるというハイスペックが売り。

　1A/2.1A出力の切り替えは、本体手前の側面にあるスライドスイッチで行なう。なお、2.1Aモードの場合は、手前の5ポートのみ使用可能で、奥の5ポートは使用できなくなるとのこと。

　本体サイズ（約）は幅15×高さ3×奥行き10.6cm、重量は約310g。長さ約120cmの電源ケーブルが付属する。

　なお、東映ランドでは「USB-10」という型番で販売している。

　 カラフルなモバイルバッテリー。容量は6,500mAhで、カラーはホワイト/ブルー/イエロー/グリーン/ピンクの5色。

　USB出力ポートは2つあり、2.1A出力と1A出力が同時に可能。

　 スター・ウォーズに登場する「R2-D2」がモチーフのシガーソケット - USB変換アダプタ。メーカーはThinkGeek。

　USBポート数は2つで、出力は「2.1A」(メーカー)とされている。使用中はR2-D2の頭部が回転するギミックも搭載されている。

　本体は350ml缶ほどのサイズがあり、メーカーのWebサイトでは車の缶ホルダーなどに置いて使用している写真が掲載されている。

　 車のバックミラーに装着するバックミラー型車載向けビデオカメラの新モデル。

　本体裏面にカメラがあり、最大解像度1,920×1,080ドットの動画撮影が可能。また、表面のミラーは一部がスクリーンになっており、撮影した映像を再生できるようになっている。

　内蔵メモリは非搭載で、32GBのmicroSDHCカードが装着可能。

　 USBバスパワーで動作するスティック型の小型無線LANルーター。メーカーはASUSで、無線LANの対応規格はIEEE 802.11b/g/n。。

　 SteelSeriesブランドの右利き用ゲーム向けマウス。

　同社製マウスは多くが左右対称の両手対応モデルだが、今回の製品は左右非対称の右利き用モデル。搭載する光学式センサーはAvago ADNS 3310で、「精密な操作が可能」(メーカー)という。センサー解像度は50〜6,500cpi。

　スクロールホイール周辺やロゴマークが発光するようになっており、1,680万色の組み合わせから選択できる。

　 e-blueのUSBゲーミングマウス。

　センサーは600/1,200/1,800/2,400dpiの4段階に調整可能。

　 静音仕様のUSBゲーミングマウス。メーカーはe-blue。

　ゲーム向けでは珍しい、クリック音の静かさをウリとしたモデル。センサーの解像度は800/1200/1600/2400dpiの4段階に調整可能。

　 2色成形で作られたダイヤテック「Majestouch」シリーズ向けの交換用キートップ。

　104キー英語配列用キートップのセット品で、108日本語かななし配列の交換用キートップは先月に発売されている。

　 重量1.1kg超というThermalrightのファンレスCPUクーラー。

　この製品は本体サイズが幅120×高さ159×奥行き150mmという巨大なCPUクーラー。重量は1,120g。

　基本的に、PCケースのファンなどと併用してCPUを冷却することを目的としており、製品にはケースファンのエアを導くための大型ダクトが同梱されている。

　ただ、本体が非常に大きいため、PCケースのレイアウトによっては、ダクトを使わなくてもファンに密着した状態で設置できるかもしれない。一方で、他のパーツなどと干渉しないよう、組み込む際は注意が必要。

　なお、付属のクリップを用いることで、別途用意した140mmファンを装着することもできる。対応ファンは、同社製の「TY-140」とされている。

　フィン部は、縦方向のフィンを直線状ではなく放射状に配置するという空力重視の設計。同社は、この設計によりファン装着時の冷却性能が5〜10%向上するとしている。

　また、冷却ヘッドは、フィンの中心ではなく片側寄りに配置されている。同社によれば、このレイアウトにより、ATX/microATXマザーボードにおいて1番目のPCIeスロットとメモリスロットとの干渉が防げるという。

　対応CPUソケットはLGA2011/1366/1156/1155/1150、Socket FM2/FM1/AM3/AM2+/AM2。付属品はファン取り付け用クリップ、バックプレート、グリスなど。初回出荷分には特典として、大型ダクトがもう1つ付属している。

　 独特な形状のファンブレードを持つBitFenix製冷却ファンの新モデル。PWM対応の製品で、14cmモデルと12cmモデルの2種類が、ホワイトとブラックの2色ずつ発売されている。

　 リファレンスデザインのGeForce GTX 780 Tiに対応した水冷ヘッド。メーカーはEK Water Blocks。

　トップカバーがアセタルのモデルと、クリアタイプのモデルの2製品が発売されている。アセタルのモデルの方が大型だが、「違いはトップカバーデザインのみで、冷却面積は同じ」(ショップ)という。

　同時にGeForce GTX 780 Ti対応のバックプレートも発売されている。

　なお、3モデルともに、リファレンスデザインのGTX 780/GTX TITANなどにも取り付け可能な構造になっている。

　 「グミのように柔らかい」(パッケージ)という汎用放熱シート。小サイズと大サイズが用意されており、それぞれ0.5mm/1mm/2mm厚が発売されている。

　柔らかい素材のため、「基板へのストレス軽減や半導体チップへの過度な圧力を防止できる」(同)点をウリとしている。熱伝導率は2.0W/m・Kで、硬さは「5JIS Type E」(同)。

　 木製のThin Mini-ITXケースが作成できるPCケース自作キット。メーカーはASKTech。

この製品は、木質のパネルでThin Mini-ITXケースが組み立てられるという一風変わったPCケース自作キット。

　パネルの素材は、MDF（Medium Density Fiberboard、中密度繊維板）と呼ばれる、加工されたいわゆるファイバーボードで、“一枚板”などの天然木ではないものの、温もりのある質感は金属製や樹脂製のPCケースにはない独特のものだ。

　製品の構成は、大判の上面・底面パネルと、側面パネルやボタンなどの各種パーツがくりぬかれたパネル、電源スイッチ基板、SATAケーブルなど。

　パーツは「側面パネル同士を繋ぎ合わせるための棒」などといった小さなものが多く、また形状も様々で、さながらパズルのピースといったところ。組み立てにはかなり手間がかかりそうだが、それだけに完成した時の満足度も高いに違いない。

　なお、同社Webサイトに掲載されている組み立て方法の動画や、マニュアルを見る限り、組み立て方法は基本的には「はめ込み式」と見られるが、製品には木工用ボンドも同梱されている。ただし、マニュアルではボンドを使用する箇所は特に指定されていない。

　完成時の本体サイズは193×209×48.5mm。内部にはドライブベイはなく、上面にホットスワップベイとしても使えるという2.5インチベイが1基用意されている。また、横置きのほか縦置きでも使用できる。

　 リアルな造形の“頭蓋骨USBハブ”。メーカーはPrincess International(TechToolsブランド)。

　化石化したような茶色いカラーリングもリアルなこの頭蓋骨は、実はバスパワータイプの4ポートUSB 2.0ハブ。

　顎の両脇にUSBポートが2基ずつあり、左側にはUSBケーブルも付いているので、よく観察すればフェイクであることが分かるが、真正面からのルックスは頭蓋骨そのもの。不気味さはなかなかのもの。

　遺跡から出土した頭蓋骨をイメージして製作されたようで、同社は「もしインディ・ジョーンズがデスクトップPCを持っていたなら、このUSBハブを使っていただろう」などと製品紹介している。

　本体サイズは6×3.5×3.5インチ（152.4×88.9×88.9mm）と、手のひらに載るほどの大きさ。重量は1.5ポンド（680.4g）で、持ってみるとずっしりと重さを感じる。同社曰く「ペーパーウェイト（文鎮）としても使える」という。材質はポリレジンとのこと。

　なお、上部はお椀のように空洞になっており、小物入れやスマートフォンスタンドとして使える。