【 1999年8月13日号 】

Athlon対応マザーボードの第1弾はMicrostar MS-6167

MS-6167MS-6167
AMD-751AMD-756
BIOS表示パッケージ

 Athlonのデビューと同時にAthlon対応マザーボードも発売になっている。一時はAthlonだけが発売され、マザーボードのない状態がしばらく続くのではないか、と危惧する声もあったが、そんな心配もどこへやら。第一弾は、以前から海外のWebで頻繁に登場するなどして、その存在が早くから公然の秘密状態となっていたMicrostarのMS-6167。

 このマザーボード、実物を見てみると、Slot AコネクタがSlot 1と同一形状であるために、一見するとただのATXのSlot 1対応マザーボードにしか見えない。搭載しているチップセットはAMD-751(ノースブリッジ)とAMD-756(サウスブリッジ)がセットになったAMD-750。Ultra ATA/66の対応やSlot A対応などのほかは、基本的にユーザー側から見た機能は440BXチップセット搭載マザーボードとほぼ同一だ。

 現在入手可能なMS-6167は、Microstarの日本法人であるエム・エス・アイコンピュータジャパンから出荷された日本語版。パッケージ表面には「日本マーケット向け商品 日本語保証カード 付き ご購入後1年間保証」などと書かれたシールが貼られ、偽造品対策のためのホログラムシールも貼りつけられている。同社によると、この2つのシールがついているかどうかが、日本語版正規品を見分けるカギになっているという。確認できた限りでは、13日(金)現在アキバで販売されていた製品には全てこのシールがついていた。

 実売価格は22,800円~27,100円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

 なお、ソフトクリエイトFM館では、MS-6167とAthlonのセットで動作デモを実施中だ。

[撮影協力:ソフトクリエイトFM館]


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