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2006年12月31日
拍手の中で55年の幕を閉じたアキハバラデパート
2006年大晦日。アキハバラデパートが55年の歴史を閉じた。
閉店時間の16時を迎えると、蛍の光をBGMに「55年間ありがとうございました」という館内放送が流れ、デパートスタッフが出口に並んで頭を下げて客を見送った。最終的に店内の客を全て外に出して出入り口の扉が閉められたのは16時30分。出入り口でデパートの最後を目撃しようと集まった人達からは、扉が閉じられたタイミングで拍手が送られた。総じて混乱はなく、落ち着いた最期だった。
歴史があるだけに閉店については惜しむ声は多いものの、秋葉原の再開発が進む中、最も立地がいいはずの駅前デパートが建物も営業内容も老朽化したままで続くはずもなく、2002年にJR東日本が買収した段階でこうした展開になるであろうことは誰しもが予想できた。
秋葉原ダイビルや秋葉原UDXといった新しいビルと歩調を合わせるように、ここも新しい近代的な建物に生まれ変わることになるだろう。来春には新しい建物の内容が明らかにされる予定だ。
□アキハバラデパート(東日本旅客鉄道株式会社)
http://www.ekipara.com/building/K1270R01.html
【2006年12月2日】アキハバラデパートが閉店を告知、一部は存続して営業
http://www.watch.impress.co.jp/akiba/hotline/20061202/etc_akidepa.html
[動画] アキハバラデパート55年の歴史に幕
Windows Media Video 9 / 23秒
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