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2007年01月28日
Windows Vistaの登場でiSCSIが普及する?
投稿者:
かず 05:12 カテゴリー:スポット/ショップ情報
iSCSI接続されたHDDをWindows Vistaで利用するというデモがT-ZONE. PC DIY SHOPで始まっています。
「iSCSI」はSCSIケーブルをLANケーブルに置き換えたような規格で、iSCSI接続のHDDはLAN経由で接続されてはいるものの、あくまでも「ローカルPCに接続されたHDD」として認識/利用できるという特徴があります。
とはいえ、現時点では一般のPC自作ユーザー向けに普及しているとはお世辞にもいえない規格。iSCSIデバイスを自作するためのアダプタも発売されていますが、知らない人も意外に多いはず……。PC自作ユーザーの間ではこのまま闇に消えてしまうのか……と思いきや、iSCSIデバイスにとって強力な助っ人が登場!そいつの名は「Windows Vista」。
従来のOSと異なり、Windows VistaにはiSCSIデバイスを利用するためのソフト「iSCSIイニシエーター」が標準で用意されているため、ネットワーク設定をするだけでiSCSIデバイスが利用できるようになっています。まあ、誰でも気軽に使える機能ではないのですが、OSの標準サポートという強力なバックアップを得ることでiSCSIの認知度は一気に増すわけです(たぶん……)。
個人的には玄人志向や挑戦者ブランドで安価なiSCSIデバイスが出てこないかと期待しているんですが、果たして……。