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2007年05月19日

ソフマップ新店ほぼ完成で名物のメイドはどこへ?
投稿者: fumi-i 01:45 カテゴリー:その他


ソフマップ新店
中央通りで建設が進むソフマップ新店のビルは外装もほぼ完成。中央通りの歩道に設置されていた安全保護用の鉄筋屋根も全て取り払われ、9月の開店に向けて周囲の環境も変わりつつある。しかし、この間にすっかり屋根下に居着いてしまったチラシ配りのメイドさんはどこへいくのだろうか。
ソフマップ新店

ソフマップが新規出店するのは、ヤマギワ東京本店ビル跡地(ブロックD2-[a4])に建設中のビル。ヤマギワがビルを建て替え、それをソフマップが借り受ける形で9月にオープンする予定になっている。店舗にはオープニングスタッフを募集する告知もあり、開店に向けて準備は着々と進んでいるようだ。

気になるのは、この物件の工事の間に生まれた、ある文化、もしくは現象だ。解体工事と建設工事の間、歩道側に安全保護用の壁と屋根が設置され、店舗と歩道が完全隔離されたため、歩道では隣接店舗の事情を考えずに行動できるようになり、今ではすっかりメイド喫茶のチラシ配りのメイドさんが歩道の両脇を挟むように立つのが名物になっている。

ソフマップソフマップ

しかし、工事用の壁と屋根が取り払われ、歩道側に店舗の出入り口が開放されるようになれば、彼女らの活動も自由ではなくなる。ソフマップとしては、自分の店舗前で別の店舗のチラシ配りをされてはたまらないだろう。新店が人気店となり、客でごった返すような状況となれば、なおさら。公道とはいえ、一般的に店舗前の狭い歩道で他店がチラシ配りで場所を占有するの御法度だ。

もともと一時的な活動になるべきものと言ってしまえばそれまでだが、新しい秋葉原の文化・名物が消えるかもしないと考える惜しい気もする。自然発生的にこうした場所を有効活用してしまうパワーを持っているのは、いわゆる萌え系の飲食店だという今の秋葉原の現実もある。

実はこれ、この物件の前にある前日通本社ビルの工事現場でも同じ状況になることが目に見えている。今は工事中でメイドさんが歩道の一部を占有しているが、いずれ新しいビルが完成すれば、完全排除はないにしても活動の縮小は余儀なくされるだろう。

さて、彼女らはいったいどこへ移動するのだろうか。

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【2007年1月22日】ソフマップ新店舗のビル建築進み、外装工事へ
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/blog/archives/2007/01/post_128.html
【2006年10月14日】旧ヤマギワ本店跡地にソフマップが8フロアの新店舗
http://www.watch.impress.co.jp/akiba/hotline/20061014/etc_sofmapy.html

 
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