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2010年04月28日

Phenom II X6 1090T BlackEditionをオーバークロックしてみた
投稿者: 久保@i 01:19 カテゴリー:レビュー


 Phenom II X6 1090T BlackEditionのサンプルを借りられたので、オーバークロックしてみました。電圧設定はマザーボードのAuto設定で、CPUの倍率のみを変更してテストしています。


※注意

・この記事を読んで行なった行為によって生じた損害は、AKIBA PC Hotline!編集部および、メーカー、購入したショップもその責を負いません。
・構造などに関する記述は編集部が使用した個体に関してのものであり、すべての製品について共通であるとは限りません。

 CPU以外のテスト環境は以下の通り。

マザーボード MSI 890GXM-G65
メモリ PC3-10600(DDR3-1333) 2GB×2枚
ビデオカード ELSA GLADIAC 988 GT 512MB(GD988-5123ERGT)
HDD WesternDigital WD3200AAKS
CPUクーラー PROLIMA TECH Megahalems Rev.B(1,400rpm 12cmファン)



3.8GHz動作

 で、さっそくオーバークロックしてみた結果ですが、CPU倍率変更のみだと3.8GHzまでは安定動作可能。3.9GHzあたりでPrime95が落ちたりするようになり、4GHzまで上げるとOSは立ち上がるものの、不安定でまともに使えない状態。ちなみに、3.8GHz動作時の電圧はCPU-Z上の表示で1.3V。



3.8GHz動作時の温度

 3.8GHz動作時の温度ですが、HWMonitorの表示は33℃前後。さすがにこれは表示温度が低すぎると思いますが、実際にクーラーを触っても少し温かい程度だったので、発熱はそれほど酷くない感じ。冷却能力的にはまだゆとりがありそうなので、電圧などの設定をしっかり詰めればさらに上の動作クロックでも安定するかも?

 なお、PCの消費電力は下記のような感じでした~。

アイドル時 3.2GHz時(負荷100%) 3.8GHz時(負荷100%)

 
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