あの頃の秋葉原
【2000年6月10日号 掲載】早くも「Thunderbird」こと新型AthlonのSocket A版が登場
動作クロックは700MHz、価格は26,000円前後
2020年8月25日 08:30
※このコーナーでは過去に掲載した懐かしい人気記事を紹介していきます。なお、情報は掲載当時のものであり、現在の状況とは異なる場合もあります。予めご了承ください。
台湾のCOMPUTEX TAIPEI 2000で発表されたばかりの“Thunderbird”こと新型Athlonが早くもアキバで売られ始めた。まず最初に現れたのはSocket A用の700MHzで、価格は25,800円~27,800円。
また、Slot A用の新型Athlonや、低価格PC向けのDuronも近日入荷する見込みという。
“Thunderbird”の開発コードで知られる新型Athlonは、現在のPentium IIIやCeleronと同じように、これまで外付けだった2次キャッシュをコアに統合した言わば改良版。容量が512KBから256KBに減っているとはいえ、従来のAthlonと違って2次キャッシュがコアと同期して高速動作するため、トータルでのパフォーマンスは大きく向上している。
もう一つの特徴は、これまでのSlot A用カートリッジに加え、Socket Aというソケット型インターフェイスに対応した新しいCPUパッケージが追加になっていること。462ピンのPGAパッケージで、Apollo KT133チップセットやAMD-760チップセットを搭載したSocket A対応マザーボード上で動作することになっている(続きを読む)。