あの頃の秋葉原
【2000年9月15日号 掲載】自作PC用の液晶一体型PCケースがついに登場
2020年11月11日 08:10
※このコーナーでは過去に掲載した懐かしい人気記事を紹介していきます。なお、情報は掲載当時のものであり、現在の状況とは異なる場合もあります。予めご了承ください。
シンガポールのメーカーが開発した液晶一体型PCケースの単体販売がアキバの一部ショップで始まった。フロントパネルに15インチTFT液晶とFDDとCD-ROMドライブ用のベイなどを搭載し、その裏側にマザーボードを詰め込むという、Panasonic WiLL PCやSHARP Mebius Vinoなどに似た構造になっている。フェイスが販売を始めたもので、価格は109,800円。
製品はRichfield Innovationsというメーカーが開発した「Palladine LCDpc(GPC-00J-B)」。最大1,024×768ドット表示が可能な15インチTFT液晶ディスプレイを搭載し、内蔵するマザーボードにはmicroATXフォームファクタの製品が使える。また、フロントパネルには液晶とスピーカーのほか薄型FDDが標準で内蔵され、その上にはDVD-ROMドライブやCD-Rドライブなどを自由にセットできる5インチベイが1つ用意されている。液晶の入力コネクタはアナログタイプで、ケース背面にビデオカードのVGA出力と接続するためのケーブルが出ている(続きを読む)。