パワレポ連動企画
【マザーボード100選 2016(6)】ウルトラハイエンド部門 その3
~その他のエントリー製品 Part.B~
(2015/12/2 17:05)
こだわりの自作PC専門誌「DOS/V POWER REPORT」の特集をほぼまるごと紹介するこのコーナーでは、「2016年1月号」の総力特集「価格帯別・最強マザーをここに決定 マザーボード100選 2016」を掲載する。
第6回目では、前回に引き続きウルトラハイエンド部門にエントリーされていたマザーボードを紹介する。
本特集が掲載されているDOS/V POWER REPORT 2016年1月号は全国書店、ネット通販にて11月28日(土)に発売。人気と実用性を兼ね備えたお薦めマザーボードを決定する総力特集をはじめ、ASUSのプロ向け資料を限定公開!読み方も解説したダウンロード特典「ASUSTeKレビュアーズガイド マザーボード&ビデオカード編 英語版」、ネット配信の嵐が日本上陸!サービス内容や使いやすさも比較した「ネット配信端末が地上波を駆逐する? Fire TV vs. 第4世代Apple TV」、いつの間にやら豊富なラインナップ「こんなにあるって知ってました!? Amazonベーシック特選品」、スマホ使いなら持っていると便利、マジお勧め「容量・サイズ・機能で選べる 最新モバイルバッテリ28選」など、特別企画も満載。人気の連載記事、髙橋敏也氏による「髙橋敏也の改造バカ一台」や本Web連載中のAKIBA限定!わがままDIY+の本編「わがままDIY」も掲載だ。
今号の特別付録は「ドカンと大レビュー!マザーボード&ベアボーン超図鑑 2016」。……えっ、この厚みで付録なんですか!?
-マザーボード100選 2016-
価格帯別・最強マザーをここに決定
ウルトラハイエンド部門 その他のエントリー製品 その2
もっとも高価な価格帯であるウルトラハイエンドクラスには、メーカーの技術の粋を結集した製品が集まる。
用途に特化したモデル、機能や付属品を満載するプレミアムモデルなど、性格付けが明確なのが特徴だ。
■ASRock
Z170 Extreme7+
-全部入りのスタンダード最上位
Specification
●対応CPU:Core i7/i5/i3、Pentium●メモリスロット:PC4-30900 DDR4 SDRAM×4(最大64GB)●ディスプレイ:DisplayPort×1、HDMI×1、DVI-D×1●拡張スロット:PCI-E 3.0 x16×3(x16/-/-、x8/x8/-、x8/x4/x4で動作)、PCI-E 3.0 x4(x16形状)×1、PCI-E 3.0 x1×1、PCI-E 2.0 x1×1、PCI-E Mini Card(ハーフ)×1●主なインターフェース:M.2(PCI-E 3.0 x4接続またはSATA 3.0接続)×3、SATA Express×3、SATA 3.0×4、USB 3.1(Type-A)×1、USB 3.1(Type-C)×1、USB 3.0×8、USB 2.0×8●LAN:1000BASE-T×2●そのほか:USB 3.1フロントパネル(Type-A×1、Tyoe-C×1)●実売価格:40,000円前後
PCI-E= PCI Express、SATA= Serial ATA、USBのポート数はピンヘッダ含む、USBポートのコネクタ形状を明記していないものはType-A、SATA Express 1ポートはSATA 3.0 2ポートとしても使用可能
【ライターコメント】
・清水貴裕
最大32Gbpsもの転送速度を誇るM.2スロットを3基備えるほか、リアとフロントを合わせて合計4基のUSB 3.1ポートを備える、最新インターフェースを満喫できる1枚。
・鈴木雅暢
高速M.2スロットのトリプル実装、USB 3.1フロントボックスの同梱など、機能面ではそれなりに差別化できている。価格設定を少し頑張れば評価は変わっていただろう。
■ASUSTeK Computer
MAXIMUS VIII EXTREME
-帰ってきた最強OCモデル
Specification
●対応CPU:Core i7/i5/i3、Pentium●メモリスロット:PC4-30900 DDR4 SDRAM×4(最大64GB)●ディスプレイ:DisplayPort×1、HDMI×1●拡張スロット:PCI-E 3.0 x16×3(x16/-/-、x8/x8/-、x8/x4/x4で動作)、PCI-E 3.0 x4(x16形状)×1、PCI-E 3.0 x1×2●主なインターフェース:U.2(PCI-E 3.0 x4接続)×1、M.2(PCI-E 3.0 x4接続またはSATA 3.0接続)×1、SATA Express×2、SATA 3.0×4、USB 3.1(Type-A)×3、USB 3.1(Type-C)×1、USB 3.0×8、USB 2.0×6● LAN:1000BASE-T×1、無線LAN(IEEE802.11a/ac/b/g/n)●そのほか:Bluetooth v4.0、OC Panel II●実売価格:72,000円前後
PCI-E= PCI Express、SATA= Serial ATA、USBのポート数はピンヘッダ含む、USBポートのコネクタ形状を明記していないものはType-A、SATA Express 1ポートはSATA 3.0 2ポートとしても使用可能
【ライターコメント】
・清水貴裕
Z97世代で発売されなかったモデルだけに待っていた人は多いはず。OC Panelに競技用の再起動ボタンが追加されたりと、OC耐性だけでなく使い勝手も向上している。
・鈴木雅暢
OCの道具としてはよいのかもしれないが、常用マシン用としては新鮮味が乏しい内容。Z170プラットフォームにこの対価を払うだけの説得力には欠ける。
■ASUSTeK Computer
SABERTOOTH Z170 MARK 1
-堅牢さが特徴 Skylakeと長く付き合うなら
Specification
●対応CPU:Core i7/i5/i3、Pentium ●メモリスロット:PC4-19200 DDR4 SDRAM×4(最大64GB)●ディスプレイ:DisplayPort×1、HDMI×1●拡張スロット:PCI-E 3.0 x16×2(x16/-、x8/x8で動作)、PCI-E 3.0 x4(x16形状)×1、PCI-E 3.0 x1×3●主なインターフェース:M.2(PCI-E 3.0 x4接続またはSATA 3.0接続)×1、SATA Express×2、SATA 3.0×4、USB 3.1(Type-A)×1、USB 3.1(Type-C)×1、USB 3.0×6、USB 2.0×8● LAN:1000BASE-T×2●そのほか:スロットカバー付属●実売価格:42,000円前後
PCI-E= PCI Express、SATA= Serial ATA、USBのポート数はピンヘッダ含む、USBポートのコネクタ形状を明記していないものはType-A、SATA Express 1ポートはSATA 3.0 2ポートとしても使用可能
【ライターコメント】
・清水貴裕
基板の剛性と放熱効果を高めるプレートや高耐久コンポーネントを採用するタフなマザー。使用していないスロットやポートをホコリから守るためのカバーはとても便利。
・鈴木雅暢
ミリタリーテイストの演出がパワーアップ。先代で省かれていたM.2スロットを装備し、アーマーもM.2 SSDの冷却に配慮して改良されるなど機能的にも進化した。
■ASUSTeK Computer
Z170-DELUXE
-実用性抜群の王道タイプ
Specification
●対応CPU:Core i7/i5/i3、Pentium ●メモリスロット:PC4-32000 DDR4 SDRAM×4(最大64GB)●ディスプレイ:DisplayPort×1、HDMI×1●拡張スロット:PCI-E 3.0 x16×2(x16/-、x8/x8で動作)、PCI-E 3.0 x4(x16形状)×1、PCI-E 2.0 x1×4●主なインターフェース:M.2(PCI-E 3.0 x4接続またはSATA 3.0接続)×1、SATA Express×1、SATA 3.0×6、USB 3.1(Type-A)×5、USB 3.1(Type-C)×1、USB 3.0×5、USB 2.0×5● LAN:1000BASE-T×2、無線LAN(IEEE802.11a/ac/b/g/n)●そのほか:M.2-U.2変換アダプタ、M.2インターフェースカード●実売価格:45,000円前後
PCI-E= PCI Express、SATA= Serial ATA、USBのポート数はピンヘッダ含む、USBポートのコネクタ形状を明記していないものはType-A、SATA Express 1ポートはSATA 3.0 2ポートとしても使用可能
【ライターコメント】
・清水貴裕
新機能満載で付属品も充実している全部入り。16フェーズ構成のVRMは安定性抜群。スコア狙いのOCに長けたR.O.G.に対して、本製品は常用を強く意識した味付けだ。
・鈴木雅暢
16フェーズの電源部に6基のUSB 3.1ポート、1,300Mbps対応無線LAN機能の装備など、ハイエンドマザーの伝統を踏襲した仕様。もう少しデラックス感の演出が欲しい。
■GIGA-BYTE TECHNOLOGY
GA-Z170X-Gaming G1
-これが“ 最高級" 使いこなせるか?
Specification
●対応CPU:Core i7/i5/i3、Pentium ●メモリスロット:PC4-30900 DDR4 SDRAM×4(最大64GB)●ディスプレイ:HDMI×1●拡張スロット:PCI-E 3.0 x16×4(x16/x16/- /-、x8/x8/x8/x8などで動作)、PCI-E 3.0 x1×3●主なインターフェース:M.2(PCI-E 3.0 x4接続またはSATA 3.0接続)×2、SATA Express×3、SATA 3.0×4、USB 3.1(Type-A)×1、USB 3.1(Type-C)×1、USB 3.0×11、USB 2.0×6● LAN:1000BASE-T×2、無線LAN(IEEE802.11a/ac/b/g/n)●そのほか:Bluetooth v4.1、M.2- U.2変換アダプタ、USB 3.1フロントパネル(Type-A×1、Type-C×1)●予想実売価格:78,000円前後
PCI-E= PCI Express、SATA= Serial ATA、USBのポート数はピンヘッダ含む、USBポートのコネクタ形状を明記していないものはType-A、SATA Express 1ポートはSATA 3.0 2ポートとしても使用可能
【ライターコメント】
・清水貴裕
Creative製のオーディオプロセッサであるSound Core3Dを搭載しているので、ゲームプレイ時の臨場感は最高。OC機能を省いてでも価格を下げてほしかった。
・鈴木雅暢
突き抜けた価格だが、仕様も突き抜けている。とくに高級部品をこれでもかと並べた電源部やサウンドまわりの実装は、高級マザーボード好きのツボをビシビシと刺激する。
■Micro-Star International
Z170A GAMING M9 ACK
-ゲーマー向け機能を満載した1枚
Specification
●対応CPU:Core i7/i5/i3、Pentium ●メモリスロット:PC4-28800 DDR4 SDRAM×4(最大64GB)●ディスプレイ:DisplayPort×1、HDMI×1●拡張スロット:PCI-E 3.0 x16×2(x16/-、x8/x8で動作)、PCI-E 3.0 x4(x16形状)×1、PCI-E 3.0 x1×3●主なインターフェース:M.2(PCI-E 3.0 x4接続またはSATA 3.0接続)×2、SATA Express×2、SATA 3.0×2、USB 3.1(Type-A)×1、USB 3.1(Type-C)×1、USB 3.0×6、USB 2.0×5● LAN:1000BASE-T×1、無線LAN(IEEE802.11a/ac/b/g/n)●そのほか:Bluetooth v4.1●実売価格:58,000円前後
PCI-E= PCI Express、SATA= Serial ATA、USBのポート数はピンヘッダ含む、USBポートのコネクタ形状を明記していないものはType-A、SATA Express 1ポートはSATA 3.0 2ポートとしても使用可能
【ライターコメント】
・清水貴裕
ゲーミングマザー黎明期から製品を開発しているMSIらしく、サウンド機能は秀逸。欲を言えば、OC機能を少し削ってTITANIUM EDITIONとの差別化を図ってほしかった。
・鈴木雅暢
電源部、サウンド、ネットワーク機能を徹底して強化した正統派ゲーミングマザーの最高峰。ビジュアル的なインパクトも上々。価格を考えるともうワンパンチ欲しい面もある。
【問い合わせ先】
ASRock:03-3768-1321(マスタードシード)/http://www.asrock.com/
ASUSTeK Computer:info@tekwind.co.jp(テックウインド)/http://www.asus.com/jp/
GIGA-BYTE TECHNOLOGY:03-3350-5418(旭エレクトロニクス)/http://www.gigabyte.jp/
Micro-Star International:web-jp@msi.com(エムエスアイコンピュータージャパン)/http://jp.msi.com/
[Text by 清水貴裕]
【DOS/V POWER REPORT 2016年1月号は2015年11月28日(土)発売】
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