eスポーツヒーローインタビュー
「グランドチャンピオンシップでは優勝を狙っていきます」（RPG）

ファイナルの注目点

　まずジャングラーを2名起用したことで、チームのスタイルががらっと変わったRPG。

　Doad選手はアグレッシブなのに対し、Shaft選手はゆったりとしたゲーム運びが特徴だ。これはグランドチャンピオンシップに向けてRPGが選手層の厚さをアピールすることに成功したと言えるだろう。

　さらにゲーム内ではtei選手が集団戦でしっかりとダメージを出し、Amuse選手のタイミングの良いテレポートで有利を広げていき、勝利を収めるという形ができていた。

　なお、シーズン2全体のMVPとしてMMeron選手が選ばれた。安定したパフォーマンスを発揮してKDAの高さを維持していたことが、選定の決め手となったとのこと。

　ではここで、試合終了後に行われた公式インタビューの模様を見てみよう。

――まずDoad選手、今回LJLに参戦して見事な活躍でした。シーズン2の感想をお願いします。

[Doad選手]LJLに参加して、優勝までできるとは思ってもいなかったんですが、優勝して今はちょっと言葉に表せられないような気持ちですね。

――それではファンの皆さんにひとことお願いします。

[Doad選手]グラガスでちょっとミスしてしまって、いいところをお見せできなかったんですが、これからもっと実力を磨いて頑張りたいと思いますのでよろしくお願いします。

――続いてDara選手も優勝の感想をお願いします。

[Dara選手]僕もDoad選手と同じようにLJLに参加して、優勝までできてとても嬉しいです。何と言ってもMMeron選手といっしょにボットレーンをやれたことがとても嬉しいです。

――Amuse選手、見事な防御力で素晴らしい固さでした。なぜそんなに頑丈なんですか。

[Amuse選手]練習ですかね。

――最終ゲーム、28分にバロンをゲットしたときは狙っていたんですか。

[Amuse選手]何かそういうときけっこう自分は無心になっちゃってあんまり覚えていなんですけど、たぶん狙っていたんじゃないかなあ。

――バロンを取ったときの感想はいかがですか。

[Amuse選手]あ、俺が取ったんですか、あれ。

――いえ、あの後みんなで戦って取ったんですが、本当に覚えていない感じでしょうか。あの後どうでしたか。

[Amuse選手]（バロンを）取れたにしろ取れなかったにしろ、集団戦でたぶん勝っていたので、まあ良いんじゃないでしょうか。

――tei選手もヘルスが削られてギリギリのところで粘ってそして相手のキルを奪いましたね。今日の戦いを振り返ってどうでしたか。

[tei選手]集団戦はうまくできていたので、そこは良かったと思います。ソロキルされたのは内緒でお願いします（笑）

――シーズン2で9勝1敗、そして今回の戦いも3勝1敗と、本当に素晴らしい形で終わったと思うんですが、強さの秘訣は何でしょうか。

[tei選手]やっぱり練習ですかね。最近はチームだと週3～4日はたぶん（練習を）やっていると思うので、以前よりは格段に増えているので、やっぱり（強さの秘訣は）練習だと思います。

――それではファンのみなさんがいっぱいいらっしゃると思いますので、ひとことお願いします。

[tei選手]まだまだ自分は弱いので、この結果に甘えずにこれからも頑張っていきたいと思います。ありがとうございます。

――最後にMVPのMMeron選手に、優勝とMVPを取った率直な感想を聞かせてください。

[MMeron選手]正直、自分が選ばれるとは思っていなかったので、自分がMVPを選ぶならAmuseさんを推します。

――MMeron選手は全試合通して安定したレーニングを見せ、CSもきっちり取っていたと思うんですが、勝利の要因は。

[MMeron選手]レーニングは何か落ち着いてできるので良かったんですけど、今日3試合目でちょっと崩れちゃって…。メンタルがやばかったんですけど、何とか巻き返せました。

――Amuse選手も戦っているときは無我夢中だったと言っていましたが、試合は冷静に覚えていますか。

[MMeron選手]ミスしたところだけ覚えています（笑）。勝った瞬間のことはそんなに覚えていません。

――最後に優勝の喜びとMVPの喜びをひとことお願いします。

[MMeron選手]楽勝だぜ！（笑）

――マネージャのRussianさん、チームワークがすごく良くなっている気がするんですが、シーズン2をご覧になってどうですか。

[Russian氏]シーズン2に入ってからRampageは、色々な方々のお力を借りてきました。Rampageメンバーのなかでも特にコーチのDragonさんが非常に優秀で、チームのメンタル、そして韓国人だけでなく日本人プレイヤーの育成、そういった面でのランページ自体を底上げする形で進めたので本当に感謝しています。

　スポンサーのG-Tune様、Ozone Gaming Gear様などにはPCやPCパーツなどの提供、そういった協力がなければ絶対にここまでは来られなかったと思うので、本当に感謝しています。ありがとうございます。

――Ozone Rampage、実はLJL初優勝なんですよね。取ったときの気持ちを教えてください。

[Russian氏]今日はもう非常に嬉しいです。もう嬉しい以外の言葉がないです。Rampageは2年ほど前WCGに行ってからもう優勝をずっと逃していて、2位という位置に、あと3位とどんどん下がっていったので、ここでまたこのステージに立てたのは非常に嬉しいことだと思います。

――それでは最後にファンのみなさんにひとことお願いいたします。

[Russian氏]グランドチャンピオンシップではRampageは優勝を狙っていきますので応援よろしくお願いいたします。

[写真提供：SANKO]