借りてみたらこうだった!
RGBバックライト+防滴+赤軸なゲーミングキーボード「K68 RGB」をチェック
Cherry MX Redスイッチを採用したCORSAIRのフル装備モデル text by 坂本はじめ
2018年5月19日 00:01
今回はCORSAIRのゲーミングキーボード「K68 RGB Mechanical Gaming Keyboard - Cherry MX Red」(以下K68 RGB)を紹介する。
キー配列の違いで複数モデルがラインナップされているが、レビューを行うのは英語配列の型番「CH-9102010-NA」のモデルだ。
「ドリンクをこぼしてもゲームのプレイを継続できる」というIP32準拠の防塵防滴性能を備え、高いカスタマイズ性を備えるRGBバックライトを搭載した本機の特徴と機能をチェックしてみよう。
RGBバックライト + 赤軸 + 防塵防滴なフル装備ゲーミングキーボードカスタマイズ性の高いRGBバックライト、防塵防滴はIP32準拠
CORSAIRのK68 RGBは、RGB LEDバックライトを備え、メカニカルスイッチ「Cherry MX Red」を採用したUSBゲーミングキーボード。
英語104キー配列をベースに、マルチメディアキー、LED調光スイッチ、WinLockキーを備え、Nキーロールオーバーと全キーアンチゴーストに対応する。ポーリングレートは1,000Hz(1ms)対応。
本体サイズは455×170×39mm(L×W×H)で、重量は約1.41kg。付属品としてパームレストが付属する。本体のフレームは浅く、キーの取り外しも容易なので、メンテナンス性も高い。
K68 RGBはIP32準拠の防塵防滴性能を備えており、プレイ中に飲み物をこぼしてしまってもプレイが継続できるとしている。
完全防水ではないので、キーボードを水没させたり、丸洗いしたりはできないが、飲み物が本体上にかかった際にいきなり壊れるといった事が無い点は安心感がある。子供などが扱う場合も保険になるので、いざという時にありがたい機能だ。
バックライト調整やマクロ登録が可能な「Corsair Utility Enginen(CUE)」プロファイル切り替え機能を使えば極端なチューニングも可能
K68 RGBは、CORSAIRのゲーミングデバイス用ユーティリティ「Corsair Utility Engine」(CUE)に対応しており、本体の動作設定やマクロの登録や、LEDバックライトのカラー設定や発光パターンの調整が行える。
K68 RGBは、各キー毎に独立したLEDバックライトを備えているため、CUEの「照明効果」では発光色や発光パターン、輝度の調整だけでなく、光らせるキーを個別に指定することが可能だ。
CUEには複数の設定プロファイルを作成できるので、通常のPC操作用のプロファイルの他に、ゲームに不要なキーを徹底的に無効化したゲーム専用プロファイルを作成しておき、「アクション」からプロファイルスイッチキーを設定すれば、ワンタッチでキーボードの動作を切り替えられる。
K68 MX Redなら、バックライトの発光パターンをプロファイル毎に変更しておくことで、現在どのプロファイルが適用されているのか一目で判別することもできるだろう。
2万2千円前後で買えるフル装備のメカニカルゲーミングキーボード
Cherry MX Redを採用したメカニカルキーボードであるK68 RGBは、Nキーロールオーバーや全キーアンチゴーストといったゲーム向け機能を備えつつ、キー毎に独立したLEDバックライトや、IP32準拠の防塵防滴性能を備える高機能な製品だ。
ユーティリティのCUEを利用してプロファイルを作成すれば、使い勝手を大きく変えることもできるので、ゲーム以外にも使用するPCでの利用にも適している。
K68 RGBの実売価格は税込み2.2万円前後で、防塵防滴機能などまで備えた高機能なゲーミングキーボードと考えると、コストパフォーマンスは悪くない。ユーティリティーソフトのカスタマイズ性も高いので、全部入りタイプのゲーミングキーボードを求めるユーザーにはお勧めの一台だ。
[制作協力:CORSAIR]
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