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Intelの新たな省電力SoC「Braswell Refresh」搭載マザーが計6モデル発売、ASRock製

(6/3 23:32更新)販売を確認。

 Braswellの高クロック版となる「Braswell Refresh」を搭載したマザーが登場、ASRockの6製品が6月3日(金)に発売された。店頭価格は税込10,450~16,850円前後。

 搭載CPUはCeleron J3160(4コア/4スレッド、ベース1.6GHz/バースト2.24GHz、TDP 6W)と、Pentium J3710(4コア/4スレッド、ベース1.6GHz/バースト2.64GHz、TDP 6.5W)の2種類。

 マザーは全6種類がファンレスで、レガシーポートが充実したモデルや、ACアダプタモデルなどがある。フォームファクタはmicroATXとMini-ITXの2タイプ。

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CPUと内蔵GPUのバーストクロックが向上したほか、SATAポートの合計数も2から5へ増加

J3710M
J3160M
J3160-ITX
J3710-ITX
J3160DC-ITX
J3160B-ITX

 これらは、Intelの新たな省電力SoCであるBraswell Refreshを搭載したマザーボード。Braswell Refreshは、従来のBraswellから性能が向上したモデルで、CPUと内蔵GPUのバーストクロックが引き上げられているほか、SATAポートの合計数も2から5へと増えている(6Gbps対応ポートは2基のまま)。

 Pentium J3710については、内蔵GPU(HD Graphics 405)の実行ユニット数も16→18と増加。GPUのバーストクロックは700MHz→740MHzとなった。

 DDR3L-1600メモリに対応する点や、PCIe・USBといったI/O構成は従来同様。

 なお、このほかのBraswell Refreshとしては、最下位のCeleron J3060(2コア/2スレッド、ベース1.6GHz/バースト2.48GHz、TDP 6W)がある。

 今回登場する6種類のマザーは、全てがヒートシンクのみで冷却を行なうファンレスモデル。

 Celeron J3160を搭載したMini-ITXタイプの「J3160B-ITX」は、レガシーポートが充実したユニークなモデル。I/Oパネル部にはPS/2ポート(2基)、パラレルポート、シリアルポートが装備されている。

 同じくCeleron J3160を搭載したMini-ITXタイプの「J3160DC-ITX」は、ACアダプタを電源として使えるのが特徴。対応する65W ACアダプタ(19V/3.42A)が付属しており、別に用意せずに済むのも便利だ。

 また、「J3710-ITX」(Pentium J3710、Mini-ITX)と、「J3160-ITX」(Celeron J3160、Mini-ITX)、J3160DC-ITXでは、追加コントローラ(ASMedia ASM1061)により計4基の6Gbps SATAポートが装備。USB 3.0ポートも計6基と豊富だ(I/Oパネル部4基、ピンヘッダ2基)。

 メモリスロットは、microATXタイプがDDR3/DDR3L DIMM×2、Mini-ITXタイプがDDR3/DDR3L SO-DIMM×2。最大容量は16GB。

[撮影協力:ドスパラパーツ館ツクモパソコン本店ツクモeX.パソコン館]