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Seagateの安価な10TB HDDが発売、NAS向け

HDDの新ブランド「IronWolf」の第1弾

 Seagateの新たなNAS向けHDD「IronWolf」が登場、容量10TBモデル「ST10000VN0004」が発売された。

 販売ショップはツクモeX.パソコン館ツクモパソコン本店IIパソコン工房 秋葉原BUYMORE店ドスパラパーツ館オリオスペックパソコンショップ アークで、店頭価格は税込54,800円。また、今回の製品の発売を記念したキャンペーンも始まっている。

 NAS向けだが、10TB HDDとしては過去最安モデルという点も特徴。

動物をモチーフにした新ブランド、NAS向けの10TBがまずは登場

 IronWolfは、一般家庭やSOHOなどをターゲットとしたNAS向けの3.5インチ6Gbps SATA HDD。

 回転振動を軽減するセンサーと、高度な電源管理機能などで構成される「AgileArray」を搭載するほか、「年間最高180TBのユーザ作業負荷率」を謳い、複数ユーザーによるデータアクセスも確実に行なえるとしている。

 ちなみに、同社はこれまでNAS用として「NAS HDD」を発売していたが、今回のIronWolfはそれに代わる新ブランドとなる。

 今回発売された10TBモデルの主な仕様は最高連続データ転送レートが210MB/s、キャッシュ容量が256MB、ディスク回転数が7,200rpm、MTBFが100万時間、平均消費電力が動作時6.8W。本体サイズは26.11×101.85×146.99mmで、重量は650g。

 なお、HDD底面と側面のネジ取り付け穴は一般的なHDDとは異なる位置にあるため、取り付けの際は注意が必要。ネジ取り付け穴は同社のArchive HDDシリーズの8TBモデルと同様の位置に用意されている。

 同シリーズの製品については今回発売された10TBのほかに、8TB、6TB、4TB、3TB、2TB、1TBがラインナップされているが、それらは未入荷。

[撮影協力:ツクモeX.パソコン館ツクモパソコン本店II]

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