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Raspberry Pi向けの拡張モジュールが2製品、IoT実験用複合センサーなど
トランジスタ技術との連動企画製品、サーボモーターをPWM制御するモジュールも発売
2016年10月8日 21:05
Raspberry Piの機能を拡張できるモジュールがビット・トレード・ワンから登場、複数のセンサーを備えた「PiCCASO」とRCサーボモーターが制御可能になる「サーボモーター制御モジュール」の2製品が発売された。
各モデルとも完成品タイプと電子工作が必要となる部品セットの2種類が発売されており、店頭価格(以下、全て税込)はPiCCASOの完成品タイプが7,538円、部品セットタイプが5,918円、サーボモーター制御モジュールの完成品タイプが3,218円、部品セットタイプが1,814円。
販売ショップはツクモパソコン本店II。
CQ出版の月刊誌「トランジスタ技術」との連動企画製品
これらは、Raspberry Piの機能を拡張できるモジュールキット。対応機器はもRaspberry Pi 2 Model BとRaspberry Pi 3 Model Bが挙げられている。
PiCCASOは、複数のセンサーやスピーカー、液晶ディスプレイが搭載されたRaspberry Pi用の拡張モジュール。搭載するセンサーは人感(測距)と温度・湿度・気圧で、温度などの計測結果をディスプレイに表示することができる。また、人感センサーとスピーカーにより、人が近づいてくると音声を発するといった使い方も可能。
サーボモーター制御モジュールは、別売りのRCサーボモーターをPWMで制御できるようにするRaspberry Pi用拡張モジュール。基板上にPICマイコンを搭載することで、高度なPWM制御が可能になっているという。
なお、これらはCQ出版発行の雑誌「トランジスタ技術 2016年11月号」(8日発売)と連動した企画として生まれたもので、使用方法の解説や作例が同誌に掲載されている。なお、PiCCASOの部品セットで自作する際は、同誌に付属するプリント基板が必要となる。
[撮影協力:ツクモパソコン本店II]