Mini-STX対応の小型PCキット「Cubi 2 Plus」がMSIから、Core i3搭載

　Mini-STX準拠のPC自作キットがMSIからも登場、縦・横に設置できる小型筐体を採用した「Cubi 2 Plus」シリーズのCore i3-6100T搭載モデル「Cubi 2 Plus -BAREBONE（Cubi 2 Plus-009BJP-B3610TXX）」が発売された。

　店頭価格は税込53,784円。販売ショップはツクモeX.パソコン館、ツクモパソコン本店、パソコンショップ アーク。

縦置き・横置き両対応の小型PC自作キット、Mini-STXフォームファクタを採用

　Cubi 2 Plusは、Mini-ITXより一回り小さいフォームファクタであるMini-STXに準拠したLGA1151対応PC自作キット。縦置き・横置き両対応のコンパクトなPCケースに、Mini-STXマザーが組み込まれている。

　本体サイズは幅155.3×奥行き147.9×高さ62.2mm（横置き時）。VESAマウント対応で、本体を液晶ディスプレイの裏面などに設置できる。電源は付属の90W ACアダプタ。

　Cubi 2 Plus -BAREBONEは、そのCubi 2 Plusに省電力版SkylakeのCore i3-6100T（2コア/4スレッド、クロック3.2GHz、キャッシュ3MB、TDP 35W）を搭載したモデル。メモリ（DDR4 SO-DIMM×2、最大32GB）やストレージ（M.2 SSDスロット×1、2.5インチSATA HDD/SSDベイ×1）、OSを別途用意してPCを組み立てる。

　フロントインターフェイスはマイク/音声出力ジャック×1、USB 2.0×3、USB 3.1 Type-C×1（Gen1）、SDカードスロット×1。リアインターフェースはHDMI×1、DisplayPort×1、Gigabit Ethernet×1（Intel I219-V）、USB 3.1×2（Gen1）。

　トップ（横置き時）には、スマートフォンの充電などに便利という「スーパーチャージャー機能」を持つUSB 2.0ポートが1基装備されている。また、11ac無線LANとBluetooth 4.0も備える。

　映像端子については4K対応が謳われている。ただし、4K映像の再生時は、メモリをデュアルチャネル構成で搭載する必要があるとのこと。

[撮影協力:ツクモeX.パソコン館]