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モジュール構造のPCケース「MasterCase Maker 5」が発売

ユーザーの用途や好みに応じてカスタマイズ

 Cooler Masterのモジュール構造PCケースの最上位モデル「MasterCase Maker 5(MCZ-005M-KWN00)」が発売された。下位モデルには無いフロントドアパネルやファン/LEDコントローラなどを備えている。

 店頭価格は税込31,100円前後。販売ショップはドスパラパーツ館ツクモパソコン本店ツクモeX.パソコン館パソコンショップ アーク

 このほか、ガラス製サイドパネルやビデオカード用ホルダーなどオプションも発売されている。

様々な箇所のパーツを交換して、ユーザーの用途や好みに応じたカスタマイズが可能

 MasterCase Maker 5は幅235×高さ548×奥行き528.6mmのタワー型PCケース。「FreeFormモジュラーシステム」を採用するPCケース「MasterCase 5」シリーズの最上位モデルだ。

 FreeFormモジュラーシステムでは、PCケースの様々な箇所のパーツを交換して、ユーザーの用途や好みに応じたカスタマイズが可能。

 トップカバーやサイドパネル、内部のドライブベイなど、多くのパーツが着脱できるようになっており、オプションパーツを購入してドライブベイを増やしたり、パネルのタイプを変えたりすることができる。

 MasterCase 5シリーズについては、エントリーモデルの「MasterCase 5」と、トップカバーなどを追加した上級者向けの「MasterCase Pro 5」が発売済みだが、今回のMasterCase Maker 5は“フル装備”モデルで、下位モデルには無かったフロントドアパネル、ファン/LEDコントローラ、LEDストリップライトの3つのパーツが付属している。

 フロントドアパネルを装着すると、フロントのメッシュパネルなどを覆い隠すと同時に、静粛性を上げることができる。なお、フロントカバーやトップカバーなどの3Dデータ(STPファイル)を無償公開しており、ユーザーがアレンジすることも可能としている。

 ファン/LEDコントローラでは、6基までのファンと4つまでのLEDストリップライトが制御できる。ファン速度はHigh(12V)とLow(7V)の2パターンに設定可能。LEDにはON/OFF設定のほか、ゆっくりと点滅するエフェクト「ブリージング」が用意されている。操作はトップの前方にあるフロントI/Oパネルで行なう。

 対応マザーボードタイプはATX、microATX、Mini-ITX。ドライブベイは5インチ×2、3.5インチシャドウ×5、2.5インチシャドウ×7。拡張カードスロットは7基。

 ケースファンはフロント140mm×2、リア140mm×1で、トップへの増設も可能。水冷ラジエータの対応サイズはフロントが120/140/240/280mm、リアが120/140mm、トップが120/140/240/280mm(297mmまで)。

 その他のPCパーツの対応サイズは、ビデオカードが長さ296mmまで(3.5インチHDDケージを外した場合は412mmまで)、CPUクーラーが高さ190mmまで。電源はATXタイプに対応する。

[撮影協力:ツクモパソコン本店ツクモeX.パソコン館ドスパラパーツ館]