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モジュール構造のPCケース「MasterCase Maker 5」が発売
ユーザーの用途や好みに応じてカスタマイズ
2016年11月1日 11:00
Cooler Masterのモジュール構造PCケースの最上位モデル「MasterCase Maker 5(MCZ-005M-KWN00)」が発売された。下位モデルには無いフロントドアパネルやファン/LEDコントローラなどを備えている。
店頭価格は税込31,100円前後。販売ショップはドスパラパーツ館、ツクモパソコン本店、ツクモeX.パソコン館、パソコンショップ アーク。
このほか、ガラス製サイドパネルやビデオカード用ホルダーなどオプションも発売されている。
様々な箇所のパーツを交換して、ユーザーの用途や好みに応じたカスタマイズが可能
MasterCase Maker 5は幅235×高さ548×奥行き528.6mmのタワー型PCケース。「FreeFormモジュラーシステム」を採用するPCケース「MasterCase 5」シリーズの最上位モデルだ。
FreeFormモジュラーシステムでは、PCケースの様々な箇所のパーツを交換して、ユーザーの用途や好みに応じたカスタマイズが可能。
トップカバーやサイドパネル、内部のドライブベイなど、多くのパーツが着脱できるようになっており、オプションパーツを購入してドライブベイを増やしたり、パネルのタイプを変えたりすることができる。
MasterCase 5シリーズについては、エントリーモデルの「MasterCase 5」と、トップカバーなどを追加した上級者向けの「MasterCase Pro 5」が発売済みだが、今回のMasterCase Maker 5は“フル装備”モデルで、下位モデルには無かったフロントドアパネル、ファン/LEDコントローラ、LEDストリップライトの3つのパーツが付属している。
フロントドアパネルを装着すると、フロントのメッシュパネルなどを覆い隠すと同時に、静粛性を上げることができる。なお、フロントカバーやトップカバーなどの3Dデータ(STPファイル)を無償公開しており、ユーザーがアレンジすることも可能としている。
ファン/LEDコントローラでは、6基までのファンと4つまでのLEDストリップライトが制御できる。ファン速度はHigh(12V)とLow(7V)の2パターンに設定可能。LEDにはON/OFF設定のほか、ゆっくりと点滅するエフェクト「ブリージング」が用意されている。操作はトップの前方にあるフロントI/Oパネルで行なう。
対応マザーボードタイプはATX、microATX、Mini-ITX。ドライブベイは5インチ×2、3.5インチシャドウ×5、2.5インチシャドウ×7。拡張カードスロットは7基。
ケースファンはフロント140mm×2、リア140mm×1で、トップへの増設も可能。水冷ラジエータの対応サイズはフロントが120/140/240/280mm、リアが120/140mm、トップが120/140/240/280mm(297mmまで)。
その他のPCパーツの対応サイズは、ビデオカードが長さ296mmまで(3.5インチHDDケージを外した場合は412mmまで)、CPUクーラーが高さ190mmまで。電源はATXタイプに対応する。
[撮影協力:ツクモパソコン本店とツクモeX.パソコン館とドスパラパーツ館]